サイト情報とイタリアの話 |
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アートな広告、あります 22 / agosto / 2024 |
公共交通機関のラッピング広告(バスや電車など)は日本では1990年代頃に始まったような気がするが、イタリアではどうだろう?ここ5〜6年ではないだろうか。イタリアは景観に関する規則が厳しそうなので、なかなか発達しなかったのかも、、、。 私がイタリアで鉄道に乗る機会は少なく、マルペンサ空港からミラノ中央駅ぐらいである。なので鉄道事情はよく知らないが、写真下・左は決してラッピング広告ではない。これはアートとも呼べない見苦しい落書きでしかない。写真・右はミラノ近くの「セグラーテ駅」のホームの風景。この見事な3D風グラフィックは落書きではなく、公式に描かれたものと思われる。やはりちゃんとしたグラフィックは美しいのである。左のような落書きは以前は少しアートっぽくもてはやされたこともあるかもしれないが、もうみんな辟易しているのではないだろうか。 落書きの事後処理としてなのか、事前の予防策なのかは不明だが、下の写真・左の仕立て屋兼手芸用品屋さんの店頭シャッターにはボタンやらミシンの絵が描かれている。こうしておけば美観も損なわれないし、落書き予防になる(この上に落書きするのは躊躇うであろう)と思われる。 落書きを芸術にしたバンクシーは例外中の例外として素晴らしいですが、広告をアートにしてきた有名無名のデザイナーやイラストレータも素晴らしい。そんな広告もの、部屋に飾ってみた〜い。それ、トポデミーノに行けばたくさんありますよ。 |