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トポデミーノ・サイトニュースサイト情報とイタリアの話

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発見!発見!大発見〜っ! 3/aprile/2014

 ミラノ郊外で発見!スズキ・アルトだ!ちょっと日本のとデザインが違うような感じだが、間違いなくスズキのアルトだ。しかもスズキ創業100周年(鈴木式織機として1909年創業)を祝うデカールが施されている。日本でこのデカール付きでは販売増は望めないと思うが、この地では日本語のカタカナが超カッコイイ〜!ってな感じでウケているのかもしれない。
 イタリアでアルトを見るのは新旧併せても今までわずか2台ほどだったのだが、スズキとイタリアの関係は以外と深い、いやフィアットとの関係が深い。
 日本で「スズキSX4」の名前で販売されている四駆は、フィアットとの共同開発でジウジアーロデザインであったりする。そのイタリアでの販売名は「フィアット16(セディチ)」名前の由来は16バルブか、それとも4×4で16だったりして…。アルトを見かけるのは稀であるが、この16(セディチ)はかなりの確率で発見できる。価格が安いのか、結構売れているようだ。
アルト、鈴木100周年

 ダイハツもまたイタリアと関係の深いメーカーだ。ベスパでおなじみの「ピアッジョ社」の軽トラ「ポーター」(写真左)はダイハツのハイゼットがベースになっている。以前はピアッジョ印のハイゼットのワンボックスをよく見かけた。
 次に、ミラノからトリノへ移動する高速道路で走行中に発見!「アルファロメオ4C」(写真右)だ!日本にはまだ輸入されていないと思うが、イタリアでも路上で走る姿はまだ見たことがない。600万円台からの販売価格になるようなので、日本の路上で見る日も、そう遠くはないようだ。1日でいいから、誰か貸して〜!
ポーターと4C

 そして、ついにトリノ郊外で大発見!車じゃないよ、憧れの牛乳直売所だ!数年前から流行になっていたようだが、なかなか見つけられず、半ば諦めかけていたところ、今回は道に迷っていて偶然大発見してしまったのだ。
 酪農している牛舎の横で直接量り売りしている超新鮮な牛乳だ。そこには無人の販売機があり、容器をセットしてお金を投入すると1リットル単位で購入できるようになっている。1リットル=1ユーロの明朗会計。旅人である私は最初にプラ容器を70円ほどで購入しなければならなかったが、容器さえ持って行けばスーパーで買うより安く、しかもウ〜んと新鮮な牛乳が買えるのだ。
 イタリアは日本より牛乳や乳製品が安いが、近頃の円安レートでもまだ安いのだ。近所のおじいちゃんも買いに来る、販売ブースの陽気なペイントも手作りっぽくて泣かせる演出だ。味のほうはどうかと言うと、普通よりはおいしい、っていうかおいしい気がすること間違いなし。最近は都心部でも量り売りの新鮮牛乳が買えるところが出現しているらしいので、チャンスがあればトライすべし!
牛乳の量り売り

 トポデミーノの商品の中にも発見に次ぐ大発見、これ間違いなしですよ!
 さて、サイト各ページ(2&4輪関係、ビン、ポストカード、その他の広告もの、ポスター類、看板)に新着アンティーク雑貨を少しアップしています。大発見した貴方、早いもの順ですからすぐオーダーボタンクリックして、注文すべし〜!

またまた事件です! 23/febbraio/2014

 ミラノに到着するのはだいたい夜(ヨーロッパ系航空会社の場合)なので、レンタカー屋さんも営業を終えており、毎度のこと初日は仕方なく中央駅付近のホテルに泊まることになる。今回はそこで事件が起きたんです。
 旅慣れた?感じの私は、フロントで予約してある旨を伝え、パスポートを提出し、二三お決まりの言葉を交わした。親切なフロントマンは、部屋が1階ロビー近くという事もあって案内してくれた。「それでは、ごゆっくり」とは言わなかったと思うが、彼は部屋を出て、ロビーの喧噪を遮るために設けられたと思われる廊下の大扉も閉めた。旅慣れた大人を装っていた私は、「ふ〜っ」と緊張がほぐれベッドに腰掛けた。「?」。あれ?ツインの部屋で予約したはずが、ダブルベッドじゃあ、あ〜りませんか(緊張していなければ部屋に入ったとたん気付くでしょ)。
 フロントも近いので直接言いに行こうと部屋を出たが、例の大扉が閉まっている。取っ手を回しても空回り、押しても引いても開かない。どこかにロック解除ボタンなるものでもあるのかと探したが見つからず、裏口を出るも駐車場に通じているだけで外には出れない。どっきりカメラ?でもなさそうだし…。あっ、部屋からフロントに電話すればいいじゃん、と電話を見たがフロントが何番か書いてない。そのまま明くる日まで寝ようかとも考えたが、夕食がまだだった事を思い出した。そこで、一か八か「だいたいフロントは9番だろ!」。これが大正解!
 そしてその旨を伝え、無事部屋をツインに変更してもらいました。ちなみにその廊下の大扉はやはり壊れていて内側からは開かなくなっていた事が判明。こんな事件日本でもなかなか遭遇しませんよ〜。
 で、2泊目(ミラノは仕方なく泊まっているので実質的な1泊目)は、ヴェネツィア!ではなく、ヴェネツィアまで15キロという小さな町モリアーノ・ヴェネトの四つ星ホテル「ラ・メリディアーナ」。四つ星と言っても普通のホテルだが、都会の薄汚れた三ツ星ホテルより遥かに快適という感じ。モリアーノ・ヴェネトの街は、地方らしいゆったりとした美しい街でした(写真左上)。大きな屋敷も多く(写真右上)、他では見かけないモダンな家も見られる(写真左下)。
 この後、私は体調を崩し、次の宿泊地のパドヴェではほとんど写真を撮っていないのである。でも間違いなくパドヴァの街も美しく、人々は優しかった。
 パドヴァの宿泊はB&B(朝食付きの民宿のようなもの)。前面道路は広く、周りは畑ばかりのよなところ(写真右下)で、駐車に困る事もなく、同宿の人々(トラック野郎たち)も静かだし、彼らは早朝出発して行くので、共用の台所(朝食スペース)もかぶる事なく快適に使えた。この宿では毎日シーツやバスタオルを取り替えてくれた(これはイタリアでは珍しいサービスだ)。モリアーノ、パドヴァ

 イタリアで使用している携帯電話にメールが入ったのは、パドヴァを離れる前日の事だった。またまた事件です。
 その後2日間滞在するミラノ近郊の宿(これもB&B)のオーナーからのメールで、某かのチューブが破損したので宿泊できない旨の内容。マンマミ〜ア!なんて日だ!アメリカのようにロードサイドにモーテルがあって、どこでも簡単に宿を見つけれるほどイタリアは甘くない事を十分経験しているだけに…なんて日だ!
 が、私にはiPhoneがあるのだ。老眼鏡なしでは操作はできないが、何とかインターネットのホテル検索サイトで安宿を見つける事ができたのだ。ミラノ近郊のデーシオという町のホテルだった(写真左)。駐車場が狭いため9割の確率でホテル周辺の路上に停める事になった。が、この二つ星ホテルが大正解だった。部屋がラッキーだったかもしれないが、2階の端の突き出た部屋で隣の部屋と接しているのはバスの中の壁だけ、だから超静かで快適〜!部屋の照明もイタリア独特の暗〜い感じではなく、柔らかい光でバッチグ〜!暖房の効きがイマイチなのは我慢する事にしよう。
 明くる朝、ホテル周辺を散歩すると、ホテルのすぐ裏が線路ですぐ近くに「デーシオ駅」があるじゃ、あ〜りませんか。駅舎の下がトンネルになっていて道路が通っている不思議な駅(写真右)。デーシオの街も美しく、コーヒーもピザもおいしいところでした。とんだ事件から良い発見ができたました。ドタキャンB&Bのオーナーには感謝すべきなのか…。
デーシオ

 トポデミーノでは事件はありませんが、良い発見がたくさんあります。きっと貴方にも驚きの良い発見があるでしょう!
 さて、サイト各ページ、ビン、グラス、その他、その他の広告もの、看板、灰皿、缶、カプチーノカップに新着アンティーク雑貨を少しアップしました。そして、ついにおいしいオリーブオイル到着〜!品切れになる前に買い占めちゃって〜!

旅のエキスパート? 12/gennaio/2014

 いつの頃からだろうか、イタリアの電車や壁面がスプレーの落書きで汚されてきたのは…。90年代にイタリアを旅していた時に見た記憶はない。これらのスプレー塗料による落書きは決してポップアートとよべるものではなく、単なる醜い落書きでしかない。アートとの境界はどこにあるのか、人それぞれかもしれないけど、昨今のイタリアで見られるこれらのものは醜い落書きが大半だ。
 そんな中、ミラノのナビリオグランデに架かる小さな橋の下にアートな落書きを発見(写真左)。誰がどんな目的で書いたのかは知らないが、短時間でスプレーで描けるようなものではないようだ。こんな発見をした時は少し幸せな気分になれる。
 写真右はモンツァのチェントロから路地に入ったところで発見したもの。これはもう落書きではなく壁面装飾だ。街中でこういう遭遇をするとなぜかうれしくなったりするう〜。あると思います!ノヴェグロ

 この冬の買付け旅から帰国して早1ヶ月。無事に帰国はしたわけですが、旅のはじまりから事件?いや凹む出来事があったんです。
 これまではマルペンサ空港からミラノ中央駅へ行くのは「マルペンサシャトル」などのバスを利用していましたが、毎年の値上げでとうとう「マルペンサエクスプレス」(電車)とほぼ同額(往復で買えばバスの方が少し安いが)になったので、昨年からはこの快適な電車を利用している。さすが国際空港から市の中心部へ向かう電車だけあって、スーツケースが置ける広いスペースが備わっている(写真左)と…、その男が乗車してくるまでは思っていた。
 先に荷物を置いている人もあったので、私も当然そのスペースへスーツケースを置き、座席へ。その男は途中の駅から乗ってきた。乗るなり彼は「おい誰なんだ、こんなところに荷物を置いている奴は?」と怒鳴っているではありませんか(実際は怒鳴っていません、ちょっと脚色しています)。先に荷物を置いていたイタリア人は、何か二言三言話してから荷物をどけました。意味が解せない私もこれは何かまずい状況だなと察して、すぐさまスーツケースをどけにいきました。するとその男は「ここは自転車置き場なんだよね〜。ここに書いてるだろ!」。彼が指差した場所には、小さい小さい表示で「自転車のためのエリア」と四つの言語で書かれていました(写真右)。
 スーツケースのためのスペースは上の段だそうです。なんか生活指導の先生から怒られたような気分になり、弾んでいた心もしぼんで凹んでしまいました。いったい誰が重い重いスーツケースを上の荷棚にあげるのでしょうか、教えてください。
ノヴェグロ

 ずいぶんとイタリア旅行の回数も重ねた私は、すっかり旅のエキスパートになった気分でいたんです。
 気のゆるみなのか、時差ボケのせいなのかはわかりません。中央駅からホテルに向かうまでに飲料水を購入しよう(ホテルの部屋の冷蔵庫のは高いから…)と思い、駅にあったミニスーパーマーケットを探したが見つからず、うろうろする事10分。最後の手段、困った時のリストランテチェーン店「チャオ」を発見したので、水だけ買おうとレジへ行ってしまったのだ。
 バールで買ったって0.5ユーロぐらいのもんだから、高くても1ユーロ出せば500mlのペットボトルが買えると思った。旅のエキスパート気取りの私はレジで「小さいボトルの水ください」、ポンッと出されて「ハイッ、2.2ユーロね」。気の弱い私はもう断る事もできず買っちゃったんです、日本円に換算するとおよそ300円の水を買っちゃったんですよ。
 ホテルに行く途中で2ヶ所も見かけた、イタリアでは珍しい自販機コーナーでも0.5ユーロ、ホテルの部屋の水も0.5ユーロだった。旅のエキスパートを気取っている男がいたんです。「な〜に〜!やっちまったなあ!」。またまた凹んでしまいました。
 もう「旅のエキスパート」なんて2度と言いませんから、断る勇気をボクに下さいっ!

 トポデミーノはイタリア古物のエキスパート!これは間違いないでしょ!ねっ!
 さて、サイト各ページ、その他、ポスター、エスプレッソカップ、トレーに新着アンティーク雑貨を少しアップしました。おいしいオリーブオイルは2月上旬入荷予定!
 さあ、お宝見つけて、凹んだ気分をぶっ飛ばせ〜!

何とかなりませんかね〜! 8/ottobre/2013

 日本でも導入しているところがあるのだろうか?少なくとも大阪の私の住む地域では、見たことも聞いたこともない。下の写真・左に写っているもの何だかわかりますか?モンツァ近郊のとある郊外型大型スーパーの入口付近で撮影したものなんですが、写真のラックに並ぶのはバーコードリーダーなのです。そうなんです、このスーパーではバーコードリーダーを手に、自分で「ピッ!」とやりながらカートに商品を放り込んで、レジで渡して、ハイッ、お会計!という事ができるんです。
 やる気があるんだかないんだかわからないお姉さんのいるレジに並んで、遅々として進まない列にイライラする事から解放されるんです。おそらくカード払いの仕組みになっているので、50ユーロ札や20ユーロ札を透かしたり、ピンピンと引っ張ったりして、まるで偽札犯人のような疑いの目を向けられる事もなくなるんです。
 ただ、残念な事に、非常に残念な事に旅人には利用できないんですよね〜。事前の会員登録みたいなものが必要なんですよね〜。何とかなりませんかね〜。(もちろん、従来のようにレジに並んで現金払いでもお買い物はできます。)
 ここしばらくの買付けでは「旅の終わりはモンツァで」というのが定番になっている。今回、飛行機の関係でちょっとゆっくりできる時間ができたので、何回か行ったことのあるチェントロを再び散策しに出かけた。以前にも何度か通っている場所なんだけど、見てるようでぜんぜん見てないお店の看板(写真・右)発見!こんなところにこんなかわいいキャラクターがいたんですね。ブタ、ウサギ、鶏、ウシ。お肉屋さんの看板なんですね。 ノヴェグロ

 税金の関係だと思うが、イタリアの商店はあまり看板に力を入れてないような気がする。しかし、ウィンドウのディスプレイはどこの街に行っても、さすがイタリアといったものが多い。洋服屋さんのディスプレイ(写真・左)は、古いスクーター(ランブレッタ)などを利用して当然おっしゃれ〜な演出(しかもディスプレイのスクーターにも値札が付いていて一石二鳥)。
 チーズ屋さんのディスプレイ(写真・右)もご覧の通りすばらしく魅力的。オシャレな商品を売る店じゃないのにこの出来栄え、感動ものです。
 チョコレート屋さんのディスプレイも、ただ並べているだけのようでも、視覚的に美しいんですよね〜。思わず買いたくなるそんなディスプレイ、神業です。
ノヴェグロ

 トポデミーノだって負けてはいません。ディスプレー、頑張ってますよ〜!エッ、行ったことないの?今でしょ!見に行くなら、今でしょ!
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二度と行くもんか〜! 1/settembre/2013

 古い車・バイクや自転車の車両からパーツ・書籍に至るまで、何でもござれの蚤の市を紹介しよう。ミラノからすぐのセグラーテにあるノヴェグロ見本市会場で年1回(11月頃)開催されているのがそれだ。
 もちろん他の場所でも大なり小なりこのような市があるのだが、ミラノに近くて大きなものと言えば、ここノヴェグロが有名だ。90年代に数回訪れたことがあったのだが、有名になりすぎて、今ではドイツやオーストリアからもエンスーな人たちが大量にやって来るイベントとなってしまっている。そのおかげがで出展数もかなり増えているようで、従来の駐車場スペースまで出店エリアになっている有り様。 ノヴェグロ

 結論!もう二度と行きません。仮に行くなら、絶対に朝イチでないとダメ。なぜなら人も車も多過ぎて、とにかく時間の無駄、間違いない!
 今回は他の蚤の市を優先したので2番目に訪れることになったのだが、優先したミラノの蚤の市会場から車で20分で到着する予定が2時間になり(駐車場が満車になり、かなり離れた臨時駐車場までの渋滞が延々数キロ)、更にチケット購入に1時間並ばされることとなったのです(もちろん日本なら15分ぐらいでチケットが手に入るぐらいの列)。もう、入場した時には疲労困憊でへとへとになっていた。会場内はまるでお祭り会場のように、人、人、人の波で、品物をゆっくり見てる間もないし、広い会場を全部回る体力がもう残っていなかった。結果、惨敗!当店としての買付け獲れ高はほぼゼロという状態でした。
ノヴェグロ

 ミラノに近い大きなイベントということで紹介しましたが、行かれる方は体力を温存し、朝イチに会場入りすることを前提に行かれるほうが良いかと…。
 古い車やバイク関係の蚤の市としてもっとスゴいのが、イモラサーキットで開催される「モストラ・スカンビオ」。もうここでは語ることができないぐらいスゴいんですから。セグウェイでもあれば行ってみたいけど…。

 トポデミーノ上本町店では、並ばなくても、チケットを買わなくても、朝イチじゃなくても、ゆっくり商品を手に取って見ることができますよ。
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高すぎる、取り締まってよ〜! 27/giugno/2013

 ま〜とにかくガソリンが高い!下の左の写真は古ぼけた景色が映っているが、リラの時代のものではない、昨年の11月のものだ。ディーゼルのセルフ給油の単価が1リッターで1.76ユーロ。その時のレートでも約180円、今だと約230円もするのだ。もはやレンタカーを押して歩く時代になろうとしている。これからの買付けはどうなっていくんだろう…。
 写真のスタンドはトリノの中心からポー川を渡った、川と平行して通る道路にあるスタンドだ。給油機と値段表示のサインがなければ、60年代と言っても通用するほど古ぼけた街並である。この1本山手に入るだけで今回宿泊したアパートがある閑静な住宅地が広がっている。写真右は、とあるアパートの入り口。森の妖精を象った装飾のガラス扉は美しく、中も非常に明るい。下町のアパートとは大違いだ。 チェルトーザで

 ガソリンスタンドと言えば…。それはトリノから約50キロ離れたイヴレア近郊の蚤の市の帰りのことでした。ガソリンの残量が少し心配だった私は給油をするべくガソリンスタンドを探していた。あいにくの日曜日で開いているスタンドが非常に少ないためなかなか見つからなかったが、高速道路入り口の手前にセルフ給油機のあるスタンドを発見し、車を滑り込ませる。タンク容量のでかいバンは、50ユーロ分入れても半分にも満たないことはわかっていたので、50ユーロのボタンを押して50ユーロ札を投入。しかし、給油ノズルからは1滴のガソリンも出てこない。?、何か手順間違ったっけ?押してもダメなら…、しかし何をしてもダメ。お金も出てこない。日曜日でスタンド店員は誰もいない。さあ、困った。
 その後給油に来た御婦人に尋ねたが、あれこれ見てくれたけど「わからないわ」と行ってしまった。その次に来た30代ぐらいの男の人にもどうすればいいか尋ねた。するとお金を投入した給油機の上から何やら印字されたレシート状のものが出てきていて、彼はそれを見つけた。「あ〜、この紙を持っていけば返金してくれるよ。でも今日は閉まってるから無理だね。」と教えてくれた。幸か不幸かトリノ滞在は数日あるので出直して返金してもらおう。
 しかし、そのために往復約100キロ走ってガソリンを消費し、高速代を払って、旅の貴重な時間を2時間ほど無駄にしなければならなかったのだ。考えられへん〜!もちろんスタンドの人は「どうもお手間取らせてすいませんでした」なんて言うわけもないし、笑顔のひとつもなしでした。まず、日本なら紙幣を入れる段階で受け付けないか、給油できない結果となったらお金が出てくるでしょ。あ〜、日本に生まれて良かった。
ゴッツァーノ

 ガソリンも高いけど、バールや切り売りピザ屋さんなんかで買う炭酸飲料も高〜い!スーパーなら500ミリリットルのペットボトル入り4本で3ユーロほどで買えるのに、そういう店だと250の缶が1.6ユーロ、約210円もするんだぞ〜!街には自動販売機なんかないから、喉が渇いたら買っちゃうでしょ。
 軍警察(カラビニエーリ)の車はアルファロメオ159。何か事件でもあったのかな?そうなんです、物価高すぎるんです。取り締まってくださ〜い!

 さて、サイト各ページ、ポスター、エスプレッソカップ、その他の広告もの、カプチーノカップに新着アンティーク雑貨を少しアップしていますよ。値段が上がる前に買っちゃおう!


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