サイト情報とイタリアの話 |
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これは、もう革命です! 15/dicembre/2016 |
食に関して保守的だったイタリアが、マクドナルドを受け入れなかった時代が長く続いていましたが、最近は少し風向きが変わってきたようです。っていうか、マクドナルドがイタリア寄りにシフトしたのでしょうか? イタリアでは昨年万博が開催され、日本のニュース映像でも、行列ができたりして盛り上がりをみせる映像などを見かけました。え〜っと、ミラノでしたよね?写真・左はトリノのある飲食店の入口なんですが、「EXPO TO 2015」って、まるで「トリノ万博」みたいな…。完全に便乗してます。よく見ると「ミラノ万博のためのトリノ」とか「トリノは万博への入口です」みたいなことが書かれている。でも悪気はないんです、許してあげて下さい、トリノ贔屓の私からのお願いです。 そんなトリノで見かけたチョコレート専門店のウィンドーにある工事中の看板(写真・左)。よ〜く見ると…、チョコレート製造工事中ってこと?写真・中は、道路上で見かける速度取り締まり機で監視中の標識のパロディ「チョコ取り締まり中」? ミラノ中央駅が随分モダンに変身した事を以前に書いたと思いますが、マルペンサ空港も行く度にモダンに変化している。写真・左は免税店などがあるエリアに出現したバースタンドだ。スプマンテで有名な「フェラーリ」のお店である。なんだかキラキラして見ているだけでわくわくしてしまう。免税店もオシャレなディスプレイで飾られている。写真・右は金ピカにメッキされたヴェスパが…(売り物ではありません)。 トポデミーノもオシャレなディスプレイで、来店された方は心わくわくする事間違いなし。貴方のお越しをお待ちしていま〜す! |
エニでエンジョイ! 25/agosto/2016 |
前回に引き続き、今回も車の話題を少し。 次の写真(下・左)は、「車のドアが外れて飛んでいく様子」ではありません。なんと珍しい運転席がスライドドアなのです。トリノ市街を走行中に偶然見かけた車が前方の車と接触し、ぶつけられた車の女性が「アンタ、ちょっと停まりなさいよ!」。すると、この写真のオジさんがスライドドアを開けて「こりゃあ、失礼しました、お嬢さん」と降りて来たところをパチリ。ってな感じです。このオヤジ、相当クセが悪いようで、車のボディはあっちこっちボコボコに当てていました。この車は2004年〜2009年まで製造された「プジョー1007」という2ドアのコンパクトカーで、日本でも2008年まで販売されていたようです。 駅の近くで時々見かけるのがこれ(写真下)。「チンクエチェント」の「売りたし」。なかなかピカピカで、キレイにペイントされているようです。が、値段は表示していませんでした。だいたい駅近くにあるこのような車は、外国人目当てなんでしょうかねえ。しかし、イタリアでもだんだん希少車になりつつある車です。出会った時が買い時なのかもね。 昨年11月頃の為替レートは、1ユーロが134円あたりでしたので、その頃のイタリアでのガソリン価格は約199円/リッター。ディーゼルは約178円/リッター(セルフ給油)もしていたのだ。写真・右は給油してもらった場合の単価、それぞれ約228円と約214円という破格の値段。その後、原油価格が下がって、日本でも115円/リッター程度になっているので、今年のイタリア紀行は少し楽になるかも…。 いや〜、それにしてもこの夏は暑いですね〜。酷暑ですね〜。当店ではそんな暑さを吹き飛ばすぐらい、ワクワクするようなイタリアの商品をどんどん追加して、貴方のお越しをお待ちしていま〜す!。 |
あんな車、こんな車? 19/luglio/2016 |
最近、私の住む小さな町でも新しいフィアット「500」を2台も見かけるようになりました。わずか4000世帯8000人のわが町には、他にも新しい「パンダ」の所有者もいます。隣の市ではフィアット「バルケッタ」も時々見かけます。イタリア車、浸透してきてますね〜。すごいですね〜。 それでは、今回は旅の途中で出会った車たちを紹介しましょう。 そして、車というかバイクというか…、三輪のピアッジョ「アペ」です。ピアッジョのヴェスパにボディを架装したものです。ですから、ドアを開けると中はスクーターって感じ。左の写真は「アペP501」。クラシカルな良い感じですが、よく見ると前輪フェンダーがウレタンプラスチック製で、結構新しいタイプ(最終シリーズは90年代)。写真・右は、おじさんが乗っていて「何撮ってんだよ」的な目で睨まれましたが、この時しかシャッターチャンスがないと思ったので失礼してパチリ。これは「アペ50」(現在日本でも入手可能かも)。ちょっと角ばってカワイさ半減しましたね〜。 最後は、ミラノ中央駅正面階段の中程にある踊り場に登場した「アペ、Classic Van」(現在イタリアで販売)。屋台に改装されて、期間イベント的にカフェテリアを営業しているのでしょうか。最近イタリアでは「アペ」を改造してストリートで商売するのが流行っているようで、バールやパニーノ屋さん、ジェラート屋さんなど多種多様らしい。昨年のミラノエキスポ周辺では活躍していた事でしょうね。 いや〜、イタリア車はやっぱりいいですね〜。いや、イタリアってほんといいですね〜。当店ではそんなイタリアの雰囲気を少しでも感じて頂けるような商品がたくさんあって、貴方のお越しをお待ちしていま〜す!。 |
トライしてみますか、アレやコレ 17/maggio/2016 |
イタリアに来る度に、自動販売機が少しづつではあるが増えているのを感じる。信用してないわけではないが、ちょっと無人の場所では不安なので、買わないけど値段調査してみた。 今回の旅でもグルーポンイタリアで購入した食事のクーポンを何回か使用した。そのひとつにオーガニック食品専門店での食事がありました。食事内容はご想像のとおり非常に健康的な味でした。その店内で関連商品が販売されていて、パッと目についたのが、なんと「亀の子束子」。日本の「亀の子束子」が「椰子でできた野菜用ブラシ」として4.9ユーロ(約600円)。高い…、でも日本でも定価だと500円ぐらいするようだ。 アレッサンドリアの南にある「オヴァダ」という街の蚤の市に行ったとき、何やら美味しそうな予感のする店を発見。お店の名前は「ファリナータ」。奥を覗くと、窯でピザのような大きな丸いものを焼いている。3〜4人並んでいたが、旅の思い出に並んで待つ事にした。何やら小麦粉を水で溶いただけのような液体を丸い鉄板に流し込み、ピザ窯のようなところで焼くといったシンプルなもので、メニューはそれ1種類のみ。日本でも昔あった「一銭焼き」のようなものだろうか?1枚が大きいので、いくつかに切り分けられるのだが、私の直前でちょうどなくなり…。待つ事さらに10分ほどでやっと焼き上がった。さて、そのお味は…。期待を大きく裏切った味、全くパンチの効いていない、関西風薄味みたいな、ほんのり塩味の粉もんを焼いた味でした。後で調べたところ、小麦粉ではなく、エジプト豆の粉だそうです。 いや〜、ほんとに楽しい国ですね〜。いまだに新しい発見があり、イタリアもどんどん変化しているんですね〜。トポデミーノにも新しい発見がきっとありますよ〜。 |
お〜、サンタ・ヴィット〜リアよ〜 12/aprile/2016 |
そんなわけで、2015年の旅でも上り坂のスゴい道の先にある宿に行ってきました。これまたグルーポンで見つけた安売りクーポンで「サンタ・ヴィットリア城」というタイトルで決めてしまいました。 しかし、やはり道が…。幹線道路からの距離は地図上ではわずかに見えるのだが、標高差がすごいんです、耳キ〜ンってなるぐらいです。この坂道、写真(上・右)で伝わるかなあ?でも、そこに到達してこそ見れる景色が素晴らしいんです。朝もやに煙る下界の幻想的な風景(写真下・左)。(写真下・右、訪れる季節を間違えたようです。残念〜!) のんびり周辺を散策するも良し、近くの教会や高くそびえる塔を見に行くも良し、だが、どっちに行くにも坂道や階段が…(写真・下)。エクササ〜イズ。 「サンタ・ヴィットリア城」ホテルは通常なら1泊2人で23,000円ぐらいするところを、グルーポンのクーポン利用で9,300円ぐらいで泊まれたんです。もちろんバイキング形式のおいしい朝食が付いています。もう、パーフェクト!と言いたいところなんですが、朝食バイキングの時にカプチーノをウェイターに頼んだら、別料金だったんですよ〜。ミラノならそんな事なかったのに〜。そして、おみやげにワインとか買ったカードの請求が2重で請求されていて、直接メールで伝えても「当方ではどうする事もできません」って、そんな無責任な〜。日本なら販売店側でマイナス請求したりする筈ですよね。ま、これはカード会社に泣きついて事なきを得ました。 |
あんな話、こんな話 1/marzo/2016 |
毎回、全日程のうちの何泊かはスリリングなところを選んでいる。というか、知らずに選んでしまっている。数年前にジェノヴァで、道なき道を進んで辿り着いた宿を皮切りに、懲りずに毎年ポチッとしているのである。 どこに泊まっても同じだが、土日のスタートは絶対夜明け前だ。早起きは三文の徳…となる事もあるからだ。写真・左のように長い直線道路(トリノのマルゲリータ王妃通り)に一台も車がいない時間帯に出発するのだ。しかし現場(蚤の市)に到着すると、多くの出店者はこの真っ暗な時点で既に準備を終え、他の出店者の様子を見て回っているのでる(写真・中は会場の食堂前なのでライトが明るく照らしている)。 イタリアは景観をとても大切にしていて、旧市街の道路などは工事するにしても石畳を丁寧に外し、工事を終えれば元通りに石を戻す。古い建物も大切に扱われ、外観はそのままで内部をリフォームされたりする。ハデな広告などは規制されている場所が多く、マクドナルドの看板が地味な色だったりする。写真・左はブレシア近郊の小さな町の教会であるが、その隣接の建物(写真・中)はなんと映画館である。日本で言えば、お寺の本堂の隣に映画館がくっ付いているようなありえない状態。以前は教会の関係施設だったと思われるが、中を改装して映画館としたのであろう。派手なポスターなどなく、教会に違和感なくマッチしている入口である(写真・右)。恐れ入りました。 「トポデミーノ」にはスリリングな道を走らなくても大丈夫。「トポデミーノ」には夜明け前に来店されても困りますし、開店していません。11時頃からゆっくりお越し下さい。「トポデミーノ」には古き良き物を大切にした商品であふれています。なくならないうちにお買い求め下さい。 |
アウディQ7で朝食を 25/dicembre/2015 |
昨年ブレシアに行った時のことをお話ししよう。まず、ブレシアに行ったのは、残念ながら「ミッレミリア・ストリコ」を見るためではありません。ブレシア周辺では開催規模が一番大きいと思われる蚤の市を見に行くためであった。 しかし、2階にある寝室やトイレ、シャワーなどは完璧で、快適に過ごすことができた…かな?寒い季節なので、スーパーで買ってきた食料品や飲み物はベランダに出しておけば冷蔵庫がなくても問題なし。1階の梱包スペースは広くて作業効率バッチリ。ただ、テレビがないのは私にとっては地獄のように寂しい。翌日、お姉さんにラジカセを借りて少しは寂しさが和らいだ。 その宿泊した家は、ちょっとした丘陵地にある高級住宅地といったところにある。上の写真がそれで、とにかくこの一角全部が所有地である。親子4家族が住む1軒の大きな家として建てられており、両親の家と姉の家に挟まれた、ステファノが住む部分に宿泊させてもらった。そのバルコニーに出ればプールが見え(もちろんステファノの父親所有の敷地、写真・下左)、ガレージにはアウディQ7、長男の家ではオープンテラスで食事ができるようになっているし、家の周りには樹木が植えられ、徒歩1分で丘の上のきれいな芝生公園がある絶好の環境にある。(写真・下右)。 年末ジャンボでも当たれば、彼らのような暮らしができるかもしれません。しかし、その家を維持していくのは困難かも…。 |
標識やら信号機のおはなし 10/ottobre/2015 |
開かずの踏切?この写真(左)はモンフェラートのホテルに向かう途中で遭遇した踏切で、この時は2〜3分で開いたように記憶しているが、実はそういうことはまれで、5分や10分はあたりまえ〜なイタリアなのであった。 次の写真(左)はブレシア近郊の山道で出会った標識。そこには「信号が赤のときはエンジン停止しなさい」とある。ここは山道の一部区間が狭く交互通行になっているために信号機が付いているのだ。せいぜい1〜2分なのにエンジン停止の表示。日本では考えられない標識だが、今、日本ではアイドリングストップ車が一般的になってきているので、どこの信号でもエンジン停止している車が当たり前になってきた。イタリアもやがてはアイドリングストップ車が普及して、この標識が過去の遺物となるのだろうか? 次の写真(左)は、どこの街でもよく見かける「駐車禁止」の標識。表示でわかるように「月曜日6時〜9時まで清掃車が来るので駐車禁止」という意味だ。日曜日に遊びすぎてうっかり朝寝坊していると、ご覧のよう(写真・右)になる。ワイパーに挟まれた違反切符が悲しい月曜日の朝を表現しているようだ。 さて、「トポデミーノ」にはロードサインも信号機も売ってませんが、面白い表示板がいろいろありますよ。お見逃しなく〜! |