サイト情報とイタリアの話 |
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チープな食のおはなし 20/agosto/2015 |
今回はチープな食レポをしてみたいと思いま〜す。 新しい発見と言えば、トリノの中心地にも新しいお店が増えている。大きな市場が立つことで有名なレプッブリカ広場からガリバルディ大通りの間を裏道に入った辺りには、ここ数年で若者が経営する洋服店や洋品店、バールや飲食店などの新しい店が増殖している。その中に「スープ&ゴー」という店がある(写真・左)。この店は中心地から外れたところを移動販売する屋台のような店で、具沢山のスープとパンを提供していて、冬の寒い日には非常にありがたい屋台である。しかし、観光客にはチト見つけにくい。で、登場したのがここの固定店。裏道と言ってもチェントロだから、屋台で食べるよりは値段はお高めのようです(タイミングが合わなかったのでいまだに食していない)。 その近くのフィリベルト広場辺りの店は、夜も賑わってそうで楽しそうだ(写真・左と中)。その辺りで夕方に食前酒を飲って、これまた老舗のリストランテ「トレ・ガッリーネ」(写真・右)でディナーというコースもありでしょう。夜に弱い私はリポートできませんのであしからず。 チープにいくならば、ここ数年流行している「ケバブ」の店だ。数年前にモノは試しと食したが、トルコ独特の香辛料が鼻について、もう充分だと思っていた。が、しかし、今回の旅の途中で時間がなく、ちかくに「ケバブ」の店しかなかった時に止む無くリトライ。陽気な店の兄ちゃんが「辛いソースはどうする?」って言うので「抜きで」。これが大正解!そう、トルコ独特の香辛料抜きで注文すれば、ジューシーなパニーノ、いやピアディーナみたいになるのです。これが1個500円ぐらいで、1個で2人が満腹になるボリュームなのです。どうやらこれからの定番は「ケバブ」になりそうな予感。イタリアものではないけど、チープな旅にはオススメ。しかも、どこの街に行っても見つけることができる(北イタリアでは)。 |
エキスポの後はトリノ詣ででしょ 16/luglio/2015 |
トリノはとにかく自動車の街だ。国民的小型車の代表フィアット・チンクエチェントがこの街の生まれであること、それ以外にもとにかく自動車関連の会社が非常に多い。 さて、フィアット愛好家の聖地はトリノの中でもとりわけ「ミラフィオーリ」派が多数であろう。多くのフィアット車が製造された工場のあるところだ。このミラフィオーリ工場と並ぶ位置に数年前登場した「モーターヴィレッジ」。ここは巨大とは言えないが、かなり大きな自動車ショールームになっている。フィアット500やパンダ4X4、アルファロメオやランチアなどの新車が並ぶ。 また、併設のグッズショップではアクセサリーやアパレル関係も販売しており、ここでしか買えないものが手に入るかも。カフェも敷地内にあるので軽い食事のついでにぜひとも立ち寄ってみたいスポットだ。 閉鎖していようが、稼働していようが、トリノが自動車産業の街だいうことは間違いない。自動車の聖地であることにも疑問の余地はない。建物の残っているうちに、さあトリノへ行こう!ミラノエキスポに行ったら、その後はトリノを訪れる、なかなか充実した旅になること間違いなしです、はい。 |
セグラーテの憂鬱 2/giugno/2015 |
レンタカーは買付けの必須アイテムだ。なくてはならない。重要度もさることながら、買付け費用に占める割合も大きい。安いレンタカーはないかと、毎回課題となるところである。 今回の訪問はミラノ〜トリノ〜ブレシア間なので、1日の走行距離が100キロ以内の契約で最安と思われる「マッジョーレ・レンタカー」を選択したのだが、結果として700キロ超えの超過料金発生。ならば他に安いところがあったかも…。しかし、さらに大きな問題が…。 レンタカーの返却日、修理代金の他に走行距離のエクストラチャージも請求され、さらにテンションが低くなったことも伝えておきます。 |
お得、グルーポン、ポチッとな 12/aprile/2015 |
そのクリック、本当に大丈夫?ポチッとする前に冷静にもう一度確認して下さいね。という、自分に言い聞かせたいお話し。 その損失を取り戻すというわけではありませんが、最近イタリアのグルーポン(クーポンサイト)を利用して豪華な宿に安く泊まる手段を採用する事もあり、そっちで何とかしたいと…。前回利用したときは、お城に泊まれると思ってクーポンを購入して行くと、実際はお城の敷地内の別棟だった(決して悪くはなかったが期待が高かっただけに…)というオチもありましたが、今回はアレッサンドリア県に属するモンフェラート地方のお得なリゾートホテル宿泊クーポンを発見することができた! ディナーコース付きで2人分の料金とはいえ、落ち着いて考えると損失を取り戻すという口実によって実行したプチ贅沢になってしまいました。 しかし、実はポチッとする前に注意しなければならない事があります。宿泊クーポンの場合、買っても利用したい(又は利用できる)日が満室ってこともありえるからです。今度こそは失敗しないようにと、先にホテルにメールで空室状況を確かめてからポチッとしました。それ、正解です。 |
恐るべし、イタリア魂〜! 16/marzo/2015 |
大丈夫?本当に大丈夫なの、この機械?パーキングチケットの販売機なんですけど(写真・左)、ちょっとスゴくないですか?現金の投入口もあるようだけど、クレジットカードでも払えて、何やら専用カードでも払えるマルチなマシン。しかも天板にはソーラーパネルが埋め込まれている。 旅行前に日本の銀行でユーロに両替すれば、ピンピンの新札が手に入る。機械相手だとこの新札は非常にありがたく、確実に認識してくれるだろう。しか〜っし!これが人間相手だとどうだろう?スーパーでも果物屋でも蚤の市でも、たかだか20ユーロ紙幣1枚でも、照明に透かしてみたり、専用の機械に通してみたり、ピンピンと引っ張ったりとまるでニセ札犯人扱いですよ、これが。じゃ、一体どうしたらええねんっ! さて、下の写真・左は早朝のトリノ「レジーナ・マルゲリータ大通り」の光景だ。他には車は1台も走っていない。蚤の市に行く日曜はこんな朝早く(といっても6時半頃)に出動しなければならない。ホテルの朝食ビュッフェなんか食べれないんだから〜。 そんな仕打ちを受けても、やっぱりイタリアが大好きなんですよね〜。これを読んでるアナタも、ふんふんと頷きながらも好きなんですよね? |
恐るべし、ミラノの自動券売機 3/febbraio/2015 |
イタリア大好きではあるけれど、イタリアの自動券売機はちょっと好きになれないんだよね〜、な話をお届けします。 以前に、日曜日の無人ガソリンスタンドで、ガソリンも出ず、お金も戻らず、レシート状の紙だけ出て、平日に返金手続きのために遠い距離を戻らなければならなかった事件を書きましたが、やっぱり、無用のトラブルに巻き込まれないようにするには、店員さんと対面で買うのがいいんでしょうかね〜。 さてさて、前回のサイトアップから、クリスマス、お正月、風邪ひき、輸入通関といろいろあって随分お待たせしました。 |
またまた「やっちまったな〜」 18/novembre/2014 |
10月9日から3週間の日程で秋の買付け収穫祭?に行ってきました。秋に行くのは数年ぶりの2度目である(いつも寒い寒い冬ばかり)。ダウンジャケットを持参しないで行ったのは正解だったが、旅程の前半は北イタリアも暖かく、日中は長袖シャツ1枚でもレンタカーの車内では汗を流すほど暑くなるとは予想外だったのだ。しかし、ここは北イタリア(今回のルートはミラノからトリノ、ブレシアで最後はモンツァ)、旅の後半ではやっぱり冬の訪れを感じさせるような寒さとなった。朝夕の寒暖差が大きく、土日の蚤の市への出陣にはヒートテックインナーが必須であることは言うまでもない。 何回もミラノに行ってるのに、ぜんぜん進歩していないどころか、またまた「やっちまったな〜」というお話でした。上の写真は文章とは全く関係ないショットで、右はかわいい水色のチンクエチェント、左はヴェスパかと思いきや、インド製の「スター」というスクーター。そのスターは、1990年までヴェスパをライセンス生産していたインドのLML社がその後も同じように製造しているらしい(日本にも入っているようです)。それがイタリアを走っていると言うわけです。 |
ちょっと気になったもの 16/settembre/2014 |
(写真左)観光客が行く事のない、なんてことないトリノの普通の道路である。ま、側道がある少し広い通りである。右端に見える側道は渋滞しているわけではない。駐車の列が連なっている日常の風景である。が、ちょっと普通じゃないものが? クリスマスまで後3週間〜、というモンツァの駅前通りの美しいルミナリエ。このシーズンのイタリアを旅するとあちらこちらの街で、このような、いやもっと美しいルミナリエに遭遇することができます。 というわけなのか、どうだか知りませんが、最近目立って増えてきたのが自転車だ。しかしここは、ヴィットリオ・デ・シーカ監督の名作「自転車泥棒」でもおなじみの国「イタリア」だ。これもそういうわけなのか不明だが、自転車シェアリングのシステムが普及しているのだ。ちょっと派手なフレームに目立つロゴが盗難を防止している。 トポデミーノの商品は、車でお越し頂かなくてもネットで注文できますし、大阪市内の道路は「動物に曳かせる乗り物」通行禁止ではないと思うので、馬車をお持ちの方は…。 |
雪景色、今見ると涼しげなんだな〜 5/agosto/2014 |
今回の旅の最大のイベントが、年4回開かれるケラスコの蚤の市だ。北イタリアの蚤の市では最大クラスの規模である。ゆっくり見て回れば一日中楽しめる事間違いなしの出展数の多さなのだ。 「トリノ・ローコスト」という本(写真左)をネットで発見した(「ミラノ・ローコスト」など、他の主要都市版も存在する)。ローコストで生活できる様々なお店の情報などが掲載されている。 本日の第1話、雪景色で涼しくなりましたか?ま〜、飽きもせずに暑い日々が続いておりますが、ケラスコを想像して涼んでください。 |
ピレリ大通り25番地だ〜いっ! 11/maggio/2014 |
昨年、ネット検索でうろうろしていて「ピレリ財団」のサイトを偶然発見した。予約さえすれば一般来訪者も内部の展示物を見学できることが判明した。今回の旅程を決める上で、ミラノ滞在には幅を持たせて計画し、仕入れの合間にうまく組み込めればと画策して出発したのは言うまでもない。現地で予定通り時間を作って、いざ予約へ!だが、iPhoneからの見学予約は何やらうまく機能せずに断念せざるを得なかった。しか〜しっ、直接メールで予約を入れることで解決し、無事訪問することができたのだ。 その会場の反対側に受付カウンターを発見。尋ねると、どうやら財団の建物は別棟でもう少し先に入ったところにあると教えてくれた。言われるまま進むと、ありました、財団らしい少し古い建物が(写真左)。ここには警備員はいないが、誰もが自由に入れるってわけじゃない。ロックされている入口横のインターホンで見学予約してある旨を伝えると「ジ〜、バチン!」と電子錠が開いた。 その会議室のような部屋には、ムナーリがデザインした「おさるのズィズィ」(写真左)や先ほどの黒猫「メオ・ロメオ」などがアクリルケースに入れられ並んでいた。この「おさるのズィズィ」はコモの家具メーカーが権利を買い取り、2001年にリプロ製品を販売したことにより、日本でも広く知られるようになったが、オリジナルは1950年代初期にピレリから発売されていたのだ。 展示物やスペースは少ないが、予備知識なしで行けば、もうオドロキの連続で満足すること間違いなし!あ、でもこれを読んだ方は予備知識が入っちゃいましたね。でも行く価値あり!トポデミーノの商品もオドロキの連続、これも間違いなし! |