TOPODEMINO イタリア〜アンティーク雑貨 トポデミーノ上本町MERCATINO-SHOP サイトニュース

トポデミーノ・サイトニュースサイト情報とイタリアの話

Page- 10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.(2010以前)
昔の写真を出してます〜11 4 / dicembre / 2022

 そうです、今回も昔の写真からお届けします。時は1996年9月末ごろ、場所は通称イモラサーキット、その名を「L'autodromo Enzo e Dino Ferrari(エンツォ&ディーノ・フェラーリ・サーキット)」という。
 何のイベントなのかを書き忘れていました。今は知りませんが、当時は年2回このサーキット内で開催されていた「モストラ・スカンビオ」という名前の古い2輪&4輪関係のフリーマーケットです。名前から察すると最初は「展示・交換会」的なものだったと思われます。それがもうほとんどフリーマーケット状態ってわけです。
 世のお父さんぐらいの年齢の人たちが、昔を懐かしんだり、当時の憧れを手に入れようと早朝から大勢の人々で賑わいます。下の写真のお父さんたちも昔を思い出したり、買うべきかどうかを悩んだり、また買ってしまったけど女房にどう言い訳しようかと思案しているところなのでしょうか。
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 下の写真・左は「赤いシャーシ」と呼ばれ、「モト・グッツィV7 Sport」の最初の年である1971年のもの。当時は当然高嶺の花で憧れた若者は多かったことでしょう。写真の当時(1996年)はまだ無理すれば買えたのでしょうが、現在では世のお父さんにとっても再び高嶺の花となっているようだ。
 写真・右は日本では認知度が低い「ベネリ」。ペーザロにあるメーカーだが、現在は中国企業の傘下にある。ベネリ、お前もか、、、。
 写真のモデルは「250 CORSA」あたりでしょうか。プライベートレーサーとして各地で活躍していたのでしょう。あ〜、欲しい!
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 何も2輪ばかりではありません。クアトロ・ルオーテもご覧の通り。
 写真・左は「ランチア、フルヴィアクーペ」のシリーズ3あたりでしょうか。今思えば価格交渉でもして買っておけばよかったなあ、、、。オーナーのおじさんは話しかけてくれたんだけどね〜。昔の写真を見ていると溜め息ばかり、、、。
 写真・右はご存知「アルファロメオ、ジュリエッタ・スパイダー」であります。これらの車やバイクが現役で走っていた当時にタイムスリップしてみたいですね。
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 「トポデミーノ 」はそんなタイムスリップ体験のできるお店です。見た事ないけど何か懐かしい、知らなかったけど昔あったような素敵な商品がいっぱいです。
 イタリアのちょっとアンティークな雑貨を取り扱う店「トポデミーノ」では皆様のお越しをお待ちしています。遠方の方はサイトでオーダーをポチッとしながら楽しんでください。
 さて、当サイト各ページ(2&4輪関係、その他の広告モノ、人形、ポスター、エスプレッソカップ、トレー)に新着アンティーク雑貨を少しですがアップしました。あなたの家やお店に飾ってタイムスリップしチャオ〜!

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昔の写真で出ています〜10 23 / ottobre / 2022

 さてさて、今回も昔の写真からお届けします。時は1996年9月末ごろ、場所は通称イモラサーキット、その名を「L'autodromo Enzo e Dino Ferrari(エンツォ&ディーノ・フェラーリ・サーキット)」という。
 またまたトップバッターに真打ち登場!写真・左はご存知「ラヴェルダ750SFC」。牽引キャリーに乗ったままですが、もう誰か買ったのか?それともこれから出品するのか?
 写真・右は1950年代初期の「ランブレッタ125」。映画「リプリー」の中でも登場する、タンデムシートが可愛いスクーター。
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 ブルーのフレームが美しい2台のバイク。左は泣く子も黙る「モンディアル200sport」だと思われます。シルバーとブルーのコンビネーションが美しいですね。
 写真・右は「イタルジェット・ムスタング・ヴェローチェ」。わずか50ccのスポーツバイクです。70年代の若者はこれを乗り回していたのでしょうか。
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 下の写真・左は、非常に珍しい「ペルジーナ」の175だと思われます。もちろんペルージャにあったバイクメーカー。1953年に創業して、1962年には消滅している。特別なテントの下に展示されていました。
 写真・右は自転車で有名な「ビアンキ」。文字通りの原動機付自転車
。完璧に新品のようにレストアされています。もっぱら年配の方々に人気があるようです。
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 イタリアではほとんどのイベントや蚤の市などが、コロナ前のように復活していることでしょう。そんなイタリアが「早くおいで」と私を呼んでいるような気がしてなりません。気のせいでしょうか。
 イタリアのちょっとアンティークな雑貨を取り扱う店「トポデミーノ」ではいよいよ在庫も終盤になってきました。「なくなる前に急いで買って〜!」とお客さんを呼んでるような気がします。空耳でしょうか。
 さて、当サイト各ページ(グラス、2&4輪関係、その他の広告モノ、缶、カプチーノカップ)に新着アンティーク雑貨を少しですがアップしました。お早めにポチっとしてくださいね。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜9 18 / settembre / 2022

 さて、今回も昔の写真からピックアップしたものをお届けします。悪しからず。
 早速トップバッターに真打ち登場!写真・左はご存知「MVアグスタ750S」。今回お届けする写真は、もう全く記憶は曖昧ですが、1996年のパドヴァでの旧車イベントだったように思います。
 写真・右は「モト・ルーミー125」。詳しい説明は省略させていただきます。いろいろ調べたところシート形状がオリジナルと異なるような感じでしょうか。左のアグスタも黒のマフラーがオリジナルでないのでしょうか。
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 下の写真・左は事故にあったオートバイの写真ではありません。「モンディアル・ビアルベロ250」だと思われます。特筆すべきはフロントサスペンションの構造。後輪のようなスイングアームにショックアブソーバーといった仕組みになっている。いろいろ調べて見ましたが詳細は不明です。燃料タンクはぶつけたわけではなく、人馬一体となるように肘と膝の形状にくぼませてあるのでしょう。
 写真・右は「フィアット1100/103 E」。いや〜、いい車ですね〜。高性能版の103TVでも当時なら少し無理すれば買えたかもしれませんが、今はもう無理な値段になっています。
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 下の写真・左は、「フィアット」ベースの車のようですが全く詳細不明です。フィアット500(トポリーノ)発売当時は、いろんなカロッツェリアが様々なボディを被せていたようですね。できることならその時代にタイムスリップして見たい〜。
 写真・右はご存知「ヴェスパ」。どこにいってもいつの時代でも大人気?
いやいや、出展しているヴェスパ・クラブの方のようです。
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 いろいろなものが値上がりしている昨今、飛行機チケットも燃油サーチャージの高騰で入手困難。イタリアへ行けたとしても、ガソリンがリッター250円とならば移動もままならない状態。お〜いプーチン、なんとかしてくれ〜。
 そんな中、イタリアのちょっとアンティークな雑貨を取り扱う店「トポデミーノ」では価格据え置きですよ。値上げ前の今がチャンス!
 さて、当サイト各ページ(グラス、その他の広告モノ、2&4輪関係、缶(木箱)、トレー)に新着アンティーク雑貨を少しアップしました。お早めにポチっとしてくださいね。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜8 17 / luglio / 2022

 下の写真・左は1940年代の写真に色を着けた訳ではありません。写っているバイクは1940年代頃の「モトグッチ・アイローネ」で、バイクと一緒に写っているおじさんたちのファッションがそれっぽいというだけです。今回もまた1994年、人生で2回目イタリア旅行の時の写真をお届けします。イモラサーキットで行われた「モストラ・スカンビオ」(古い2輪&4輪関係の蚤の市)特集。
 おじさんたちの自信たっぷりの感じが伝わるだろうか。おそらくノンレストアの状態で現役のバイクだと思われます。おじさん同様にバイクもやれていい感じになってます。
 写真・右はご存知「ドゥカティ」。この「750S」は今ではとんでもなく高値になっていますが、この写真の当時なら無理すれば買える値段だったと思います。あ〜、後の祭りとはこのことである。
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 下の写真・左は自転車で有名な「ビアンキ」の1960年頃の「ファルコ・スポルト50」。写真・右は「モト・ルーミー」の1960年辺りの「125スポルト」。
 共に日本では見かけないバイク。このようなバイクや車、それらの部品に広告品、カタログにモーター関係の雑誌に書籍、、、。
 サン・マリノグランプリが行われるこのイモラ・サーキットで年2回行われるこの「モストラ・スカンビオ」。コース上からパドック内までぎっしり出店者が並ぶこのイベント、マニアでなくても興奮すること間違いなし。いや、マニアでなければ退屈でしょうがないイベントです、はい。
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 お昼の腹ごしらえは下の写真・左のようなフードトラックで売られているパニーノがもう最高にうまい!我先にと人をかき分け、大きなジェスチャーで注文しなければ、順番は回ってこないと考えるべし。負けるな!
 普段からそうなのかもしれないが、サーキットから離れたイモラの旧市街の普通のバイク修理屋さんの店先にも写真・右のような可愛いバイクが並んでいたりする。可愛いマスコットの「モト・モリーニ」の1960年代中頃の「コルサリーノ50」だ。 あ〜、できることなら日本に連れて帰りたい〜。
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 イモラの「モストラ・スカンビオ」の熱狂は伝わりましたか?現地に行かないとわかんねえだろうな〜、イエ〜。
 さて、イタリアのちょっとアンティークな雑貨を取り扱う店「トポデミーノ」ではパニーノは買えませんが、ちょっとアンティークな雑貨たちの熱狂は買えますよ。
 さて、当サイト各ページ(ビン、その他のモノ、その他の広告モノ、その他のインテリア関係のモノ、看板、エスプレッソカップ、カプチーノカップ)に新着アンティーク雑貨を少しアップしました。今年のイタリア行きは雲行きが怪しくなってきました。さあ、どうする?皆さんは、それまで当サイトで熱狂してくださいね。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜7 21 / maggio / 2022

 今回もまた1994年、人生で2回目イタリア旅行の時の写真から。車関係のムゼオ2箇所の写真をお届けします。
 最初はヴィチェンツァにある自動車博物館「ルイジ・ボンファンティ」。コレクションを入れ替えているのか、売却と購入を繰り返しているのかは不明だが、現在のラインナップはずいぶん変わっているようだ。これは1994年当時の展示車の一部。左の写真は「ランチア、アプリリア・アエロディナミカ」。写真右は「フィアット・アバルト1000モノポスト」速度記録車。どちらも街で走っているのを見ることはありません。
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 下の写真・左は泣く子も黙る天下の「フェラーリ250GTツールドフランス」。これらはほんの一部ですが、ボンファンティ自動車博物館のサイトに掲載はありません。残念〜!
 写真・右は現存しない博物館、マントヴァの「ムゼオ、タツィオ・ヌヴォラーリ」の展示の一部。1920年〜1950年まで、2輪と4輪のレースで活躍したレーサー「タツィオ・ヌヴォラーリ」。写真のコレクションは彼がレースで乗った車のミニチュアだと思われる。
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 下の写真・左は、彼が2輪のビアンキで活躍していた頃の雑誌「モト・チクリズモ」で表紙を飾ったもの。
 4輪では、アルファロメオ、フェラーリ、アウトウニオン、ランチア、チシタリアなどを駆ってGPレースからミッレミリア、タルガフローリオなど数えきれないレースに出場。写真・右はキャリアの終盤で乗った「チシタリアD46」。
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 2つの博物館訪問、いかがでしたか。「現存しない」と書きましたが、閉鎖期間がしばらくあったのちに場所を移転して現在は再びオープンしているようです。当時のそれはかなり小規模のものでしたが、現在は少し見応えのあるものになっている様子。
 さて、イタリアンなアンティーク雑貨店「トポデミーノ」は同じ場所で現在も営業中であります。もちろん当サイトも移転せず古臭いままで営業中。
 さて、当サイト各ページ(2&4輪関係、グラス、その他のモノ、その他の広告モノ、その他のインテリア関係のモノ、本・雑誌、缶、エスプレッソカップ、カプチーノカップ)に新着アンティーク雑貨を少しアップしました。イタリアに制限なしで行ける日も近い予感。それまでは、うちのサイトで楽しんでくださいね。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜6 15 / marzo / 2022

 またまた1994年の2回目イタリア旅行の時の写真から。すでに何回か紹介していますが、イタリア中部トスカーナ州にある町「アレッツォ」の蚤の市を写真でお届けします。
 いや〜、写真で振り返るとは言え、蚤の市というだけで興奮しますね〜。どうですこの左の写真、道に沿ってず〜と出店が続いているんですよ。お宝がないかと気持ちばかり焦って、早く全体を見て回りたい〜、当時の興奮が蘇ってきました〜!
 右の写真は、お姉さんの美しさもさることながら、テレビの美しさに目が釘付けになりました。程度も良くて、フォルムも美しい。でもこの時は単なる観光旅行だったので、持って帰るのは無理だと諦めました。
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 アレッツォの蚤の市は家具もたくさん出ている。メインの広場にもたくさんあるのだが、少し裏に回ってもまだまだあるある。たとえ安くていい家具があったとしても、そう、単なる観光客だから持って帰れるわけはありません。残念〜!
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 下の写真・左のおばさんはオフィスで電話番をしているわけではありません。蚤の市で電話専門にした出店です。
 「蚤の市」っていうイメージはやっぱり下の写真・右のような光景ですよね〜。ごちゃごちゃと物が並んでいて、いいものがないかといつまでも眺めていられるこの感じ。でも、滅多に掘り出し物が見つかるわけでもないんですよね。こんな出店が一番好きなんですけど、なかなか前へ進まなくなるんですよ、これが。
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 今回はリモートで、しかも静止画でアレッツォの蚤の市をご覧いただきましたが、いかがでしたか。
 イタリアンなアンティーク雑貨店「トポデミーノ」に来れば、毎日が興奮しっぱなしの蚤の市状態ですよ。もちろん当サイトだけでも興奮すること間違いなしですけどね。
 さて、当サイト各ページ(ビン、その他のモノ、その他の広告モノ、その他のインテリア関係のモノ、おもちゃ、看板、エスプレッソカップ、カプチーノカップ)に新着アンティーク雑貨を少しアップしました。実際に蚤の市になかなか行けそうにないので、蚤の市のようなうちのサイトで楽しんでくださいね。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜5 15 / febbraio / 2022

 1994年の2回目イタリア旅行の時は、まだまだイタリア初心者ですから、ミラノ中央駅近くでも地図を見ながらでないとどこにも行けませんでした(写真・左)。そして、まだ髪の毛も存在していたんですね。その髪の毛の後方に白飛びしていますがピレリビルが写っています。
 イタリア初心者の頃悩んだのがこれ(写真・右)、エレベーターの表示なんです。当然1階は「1」だと思いますよね。なかなかそれではフロントにたどり着けないんですよね〜。
 じゃあ「T」は何だ?「S」は何だ?ということになりますよね。正解は前者が1階で、後者が地下ということです。「T」は「terra(地面)」の階、「S」は「sotteraneo(地下の)」階ということのようです。欧米を旅する時の「あるある」ネタではありますけどね。
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 下の写真・左は思い出したくもないサッカースタジアム。フィレンツェの「アルテミオ・フランキ」スタジアムだ。忘れもしないローマの「ラツィオ」対「フィオレンティーナ」戦だ。競技場より少し離れたところに車を駐車して観戦しに行ったのだが、地元のフーリガンたちに車をボコボコにされたのでした(と言っても、リアウィンドウを割られただけなのですが)。もう、どうしていいのかわからず絶望のどん底にいる気分でした。幸い宿泊していたヴィラの女主人が警察まで同行してくれて、被害届を出して、レンタカーも交換してもらえました。
 その女主人も、警察も「あ〜、ローマナンバーの車だから」とすぐにその襲撃された理由がわかったようでした。そんなん知らんがな〜!
 イタリアの公衆電話は行く度に機種が変わっていて、この当時はもう「ジェットーネ」なるコインは使えず、テレフォンカード専用でした。これがまた、イタリアだけに近くにカードが売ってるところがないことが多い。金額多めのを買って、次回イタリアに来た時にと思っていても、期限切れなのか、機種が違うのか、全く使えないのが当然のような有様だ。

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 下の写真・左のガソリンスタンドをご存知だろうか。現在では見かけることがなくなった「フィナ」のスタンドです。
 調べてみるとイタリアのガソリンブランドではなく、ベルギーブランドだったんです。しかしながら、古いイタリア車ファンの人間からすれば、イタリアブランドも同然。というのは当時の自動車雑誌やイタリア映画にバンバン登場するからです。名前もイタリアっぽいし、ロゴもおしゃれ。こりゃ、もうイタリアブランドだわ。
 しかし、1999年には合併によりブランド名は消滅してしまったのである。残念〜!
 写真・右も今では見なくなった、いや当時もイモラの街でしか見たことがなかったパーキングメーター。今でも使ってるところはあるのだろうか。
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 徒然なるままに、昔の写真から思いつくまま書いてみましたが、いかがでしたか。
 イタリアンなアンティーク雑貨店「トポデミーノ」では、そんな90年代のあれやこれやはもちろん、1950年代のものまでいろいろあります。さあ、そろそろ経済活動再開しませんか。
 さて、当サイト各ページ(車関係、その他のモノ、その他の広告モノ、その他のインテリア関係のモノ、おもちゃ、看板、灰皿)に新着アンティーク雑貨を少しだけアップしました。お店に来られる方はお店で、そうでない方はそれなりにご注文ください。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜4 19 / dicembre / 2021

 1994年にトリノの自動車博物館に行った時の写真が出てきたので、自動車博物館シリーズ第2弾として少し紹介しよう。
 現在のトリノ自動車博物館も、前回紹介したアルファロメオ博物館同様にエンターテイメント性の高い、楽しませるディスプレイになっているのに対し、当時は事務的に並べてあるだけの展示であったことがよくわかります。でも、ただ展示してるだけのシンプルで素敵なその光景も二度と見れないんだよね〜。写真で少し振り返ってみよう。
 この博物館は、「カルロ・ビスカレッティ・ディ・ルッフィア」氏のコレクションを展示するのに1960年に開館し、2011年に全面改装されて現在に至っています。まずは、当時の博物館の入り口(写真・左)。殺風景でマンションか会社の入り口みたいですねえ(この建物自体は建て直さずに改装されている)。この入り口から建物に入るまでにまず、1950-1954年の「フィアット1400」のボディーのドンガラだけが展示されている(写真・右)。雨には晒されていないが、空調もない吹きさらしの屋外である。
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 当時は警備員もいなくて(平日ということもあって)、博物館敷地内の格納倉庫(写真・左)の中をちょっと覗き見したりもできた。
 写真・右は陽の光が差し込むガランとした工場のような殺風景な展示室。手前の車は、「ランチアD50」1954-1955年のF1カーである。その向こうが、1948年「タルフ1」スピード記録車。なんと1948〜1957年の間に39回ものワールドレコードを出している。2本のチューブのようなボディ構成で、片側にドライバー、反対側にエンジン(モトグッチやジレラ)が載せられていたようだ。 その奥は「アルファロメオ」のディスコヴォランテ(空飛ぶ円盤)、、、と貴重なコレクションが並ぶ。
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 下の写真・左の左側に写っているヘルメットの前には、レーシングドライバー「ルイジ・ムッソ」の名前が表記されています。
 彼は1953年にマセラティに乗ってF1デビューし、1958年フランスグランプリでフェラーリで事故。ムッソはレースで命を落とした最初のフェラーリドライバーとなったのでした。
 説明書きはありませんが、割れたヘルメットはその事故当時のものなのかも知れません。
 写真・右の手前に写る車は、1934年式「フィアット508S」。素晴らしい車です。その後ろの壁にあるポスターとは全く関係ありません。しかもそこそこ貴重なポスターにも関わらず、額装もなしで直貼り。参りました。
 流石に、写真・左のムッソのヘルメットなどはガラスケースに収められていました。
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 現在のトリノ自動車博物館に行った人ならわかりますが、こんなのどかな時代があったのかと思うこと間違いないでしょう。
 イタリアンなアンティーク雑貨店「トポデミーノ」では、そののどかな時代からさらに遡った時代まで感じられるものがいっぱいあります。博物館より楽しめること間違いなし。
 さて、当サイト各ページ(グラス、その他のモノ、カプチーノカップ、エスプレッソカップ、トレー)に新着アンティーク雑貨を少しだけアップしました。お店に来られる方はお店で、そうでない方はインターネットでご注文ください。チャオ〜!

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昔の写真で出ています〜3 10 / ottobre / 2021

 1991年にアルファ・ロメオ博物館に行った時の苦い思い出(予約なしでは入館できないと門前払い)は以前に書きましたが、その当時の写真が出てきたので、ちょっと紹介しましょう。
 現在の博物館はエンターテイメント性の高い、楽しませるディスプレイになっているのに対し、今思えば当時は事務的に並べてあるだけの展示でした。でも、当時(30年前)はそれで十分感動できたんだよね〜。
 まずは、現在の博物館には展示されていないと思う2台(2機?)をお見せしよう。アルファロメオ社では1940年代まで飛行機のエンジンも作ってたことがあったようで、写真・左の「グリーフォ1001(SAIアンブロジーニ社)」にはアルファロメオのエンジンが積まれていた。戦後復興で子供達のために募金活動として大西洋横断飛行した「子供達の天使」と呼ばれた飛行機(同型機のレプリカ)だ。
 写真・右はアルファロメオの「ティーポ33」のエンジンを積んだパワーボート。1969年に500キロクラスで世界最高速度を記録。水の上でもチャンピオンとなったアルファロメオ。
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 さあ、いよいよメインの展示室へ、、、と言ってもアルファロメオ本社の社屋内に併設された博物館なので、それぞれの時代の写真をパネルにしてその前に実車を並べる程度の展示だ。下の写真・左は「ティーポ159、アルフェッタ」。操縦は無理なので横に乗せてほしい、と思ってもモノポストなのでちょっと、、、。
 写真・右はどうしても欲しいと思ってた憧れの「TZ 1」。今から思えば、30年前なら無理したら買えたんじゃないだろうか、、、いや無理、無理。
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 下の写真・左は、愛しのジュリエッタ・スパイダー。これは1955年発売直前のプロトタイプ。ウインドスクリーンの形状など細かなところが販売量産車と異なる。
 写真・右は1台だけ制作された「ジュリア・スプリント・スペチアーレ」プロトタイプ。1400台ほどが販売された「ジュリア・スプリント・スペチアーレ」と同じカロッツェリア「ベルトーネ」の製作であるが、1965年のこのプロトタイプは70年代を予感させるボディラインを持つ。
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 30年前にタイムスリップした「アルファロメオ歴史博物館」、いかがでしたか?展示車両は今から50〜100年前のもの。時の経つのは早いですね〜。
 イタリアンなアンティーク雑貨店「トポデミーノ」にも、近年〜70年前ぐらいのものまで博物館級のものも並んでいます。しかも全部買えます。今のうちに買っておくことをお勧めします。
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昔の写真で出ています〜2 28 / agosto / 2021

 1990年代初め、まだ関西空港がなかった頃、大阪からイタリアへ行くには、伊丹空港から成田経由でローマまでというのがスタンダードな方法でした。憧れのアリタリア航空(ゼネラル・エレクトリックのエンジン)、機体はボーイング767だったでしょうか(写真・左)。夜のフィウミチーノ空港へ着き、ぼったくり白タクの客引きが声をかけてくるのを振り切り、ローマ市内のホテルに向かうべく電車に乗り込んだ。
 数駅進んだ途中の駅で突然強制的に降ろされた。係員の説明から耳に入ってくる言葉は「ショーペロ」。これが噂のイタリア名物のストライキか?その後、ローマ中心地へ行くバス乗り場も切符売り場もわからず、結局そこからタクシーでかなりの料金を払ってホテルにたどり着いたのは真夜中だった、、、。
 初めてのイタリア旅行はそんな苦い出来事からスタートした。
 インターネットもそれほど発達しておらず、もちろんパソコンもなかったので、到着日の宿泊だけ国際電話のファクスで予約していたような記憶がある。アメリカのようにどこでもモーテルがあると思っていたのですが、それは大間違い。ということをイタリアに着いて知ることになります。街の規模にもよると思いますが、走れど走れどホテルの看板が見つかりません。街の中心地にツーリストインフォメーションがあるということも当時は知りませんでした。ホテル探しに苦労する日が続き、行く先々でまずホテルを探すという目的になり、ホテル探しに明け暮れる旅行になりました。途中、幸運にも「モーテル・アジップ」が偶然目の前に現れ、泊まることが出来た日もありました(写真・右、案内標識だけですいまめ〜ん)。
 イタリア車好きの私にとっては、願っても無いチャンス。さぞ、かっこ良くておしゃれなモーテルで、モータースポーツ関係のディスプレイがあったり、お土産売り場には「Agip」ロゴ入りのTシャツはもちろん、アジップクッキーやチョコレートなど様々なグッズが溢れているだろうことを期待して行った。
 その当時はおそらくホテル事業の売却が進められていたか、検討されていたかの状態だったようで、なんとも味気ない普通のビジネスホテルでした。期待が膨らみすぎた分相当がっかりしたことを覚えています。
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 当時日本で事前に知ることができたイベントで、旅の目的の一つとなったのが、この「ザ・イタリアン・クラシックカーショウ」である(写真・左)。 3日間の開催とあって、こちらの期待も最高マックス!が、しかしこちらもしょぼい内容でした。会場の中には綺麗にレストアされた雑誌でよく見かけるような普通のクラシックカーが並んでいると行った有様でした。写真・右は綺麗にレストアされた「フィアット508S、バリラ・スポルト1936年式」。この車は普通じゃない素晴らしい車ですよ、ほんと。
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 綺麗な室内の展示スペースの外に出てみると一転、ほとんど朽ちかけの「アルファロメオ 6C 2500 Freccia d'Oro」もありました。誰かの手に渡って、今頃綺麗にレストアされているのでしょう。
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 このイベントの英語タイトルは「クラシックカーショウ」となっていますが、イタリア語では「古い時代の車とスポーツ車」となっている。で、新しい(当時)車、「アルファロメオ SZ、ES-30」である(写真・左)。今でこそ発売からもう30年になるが、当時は新車だ。欲しかった〜、今でも欲しい〜車だ。が、聞くところによるとスポーティーな車ではないらしい。でもやっぱり欲しい〜!
 アンティークグッズを扱う出店もあった(写真・右)。おそらく、買っておけばよかったと今ごろ後悔するような値段だったのでしょう。あ〜、買っておけばよかった〜。
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 ほんと、いつになったらイタリアに行けるのでしょうか。神様がいるなら、早くお願いしま〜す。
 皆さんには幸いイタリアンな雑貨店「トポデミーノ」があるので、イタリア蚤の市気分を満喫して、「あ〜買っておけば、、、」みたいなことがないようにしてくださいね。さて、当サイト各ページ(車関係、グラス、その他の広告モノ、灰皿、ビスケット缶など)に新着アンティーク雑貨を少しアップしましたので、30年後に後悔しないように今すぐポチっとしてくださいね。チャオ〜!

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