TOPODEMINO イタリア〜アンティーク雑貨 トポデミーノ上本町MERCATINO-SHOP サイトニュース

トポデミーノ・サイトニュースサイト情報とイタリアの話

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ん〜、幻想的〜! 28/luglio/2018

 クリスティアーノ・ロナウドの加入が決まったユベントス。そのユベントスの本拠地である新しくなった「デッレアルピ競技場」の近くにカラフルでかわいい建物を見つけた(下の写真)。何かのショップかなと思ったが、近づいて入り口の表示を見てみると、それはかわいい外壁の幼稚園でした。色使い、デザインがなんと素晴らしくかわいいんでしょうか。こんな幼稚園に通って育つ子たちは幸せですねえ。私立ではありません、トリノ市の公立幼稚園です。私が通っていた幼稚園とは天と地ぐらいの差があります。いや、ホントに。
バッジョの壁面アート

 さて、今回の買い付けでは普段あまり行かない町にも行ってみました。 あのリストランテ「ピノッキオ」がある「ボルゴ・マネーロ」という町です。時間の都合でリストランテには行けませんでしたが、蚤の市もいつもと違って新鮮で、とにかく美しい町でした。
 宿泊は近くのマッジョーレ湖畔にあるB&Bを予約していたので、夕方暗くならないうちに着くように向かいました。宿のオーナーからは「着く前に電話して」と言われていたので、到着してしまった宿の前ではあるが、電話をかけようとイタリア用の携帯の電源を1年ぶりにオン!しかし、何度ダイヤルしても携帯電話会社(TIM)の音声案内が流れるだけ(聞き取れない)で繋がらない。
 仕方なく、来た道を戻って近くのスーパーで5ユーロのチャージ料金を支払う。レジにいたお兄ちゃんがレシート状のものを渡してくれたが、チャージの仕方がわからない。今までは携帯電話のショップでチャージしてもらってたので、段取りの違いに愕然。気合いを入れ直して老眼鏡を片手にその紙片を何度も読んで、ダイヤルして、何度かのトライでついにチャージ成功(と思ってた)。しかし、またしても音声案内が流れるだけで使えない。そして、途方に暮れて空を見上げた時の写真がこれだ(下の写真)。なんと幻想的で美しい夕焼けでしょうか。夕日に浮かぶ雲の流れがなんとも幻想的で美しく、夢見心地にしてくれる〜。(この夕景は、ここイタリアでも非常に珍しいようで、そのスーパーの駐車場にいた皆が写真撮ってましたよ。)
壁面アートとシャッターアート

 その景色を眺めていると途方に暮れて落ち込んでいた気分もす〜っと晴れ、気を取り直して再度トライ。音声案内に耳を傾けなんとかサポートの番号を聞き取り、思い切ってかけてみた。が、サポートの人が喋ってる言葉が早すぎて理解できない。こちらが一方的に「チャージしたけど電話できない」と言うと、なんらかの説明の後に携帯電話の電源を再起動しなさいと言われたのがわかった。やってみたが、やっぱりダメだった。
 再度サポートの電話。もう一度状況を説明(したつもり)。また何か言われるがほとんど聞き取れないので「わかりません」。するとサポートの人が「私もあなたのイタリア語がわかりません」(これは聞き取れた)。
 今時公衆電話を見つけるのもほぼ不可能なので電話は諦めて宿の前まで戻った。暗くなってくるし、オフシーズンなので湖畔のリゾート地も誰もいないし、あ〜どうすりゃいいんだ〜!
 その宿にはインターホンが付いているが、オーナーはそこに住んでいないので押しても返答はない。迷惑承知で仕方なく隣の家のインターホンを押した(事情を説明すれば連絡してもらえるかもしれないという一縷の望みにかけたのだ)。すると中から人が現れた。そして説明すると、何とその人がオーナーでした、という泣くに泣けない、笑うに笑えないお話でした。めでたしめでたし。
 1日3組宿泊できるB&Bで、部屋は少し狭いけど調度品や雰囲気が可愛く、前面にマッジョーレ湖が見える最高のロケーション(下の写真)。オフシーズンとあって、ほぼ独占状態で快適でした。オーナーのご主人はフォトグラファーで、帰る時に半地下にある小さなスタジオでおしゃれなポートレートを撮ってくれた。「後日データをダウンロードできるようにしておくよ」と言ってくれたが未だ連絡なし、、、。残念〜!

ルノー・カングー

 「街で出会ったこの一台」のコーナーです。
 そんな思い出の「ボルゴ・マネーロ」で出会った一台が「アウトビアンキ、ビアンキーナ・パノラミカ(1960-1969年)」だ(下の写真)。非常に美しい状態に保たれていますが、オールドカーマニアが乗っているわけではないようです。中には泥のついた農作業用の道具などが積まれている、現役の実用車なのだ。現代の高速道路を走るのは辛そうだが、ちょっと近くの畑まで、にはぴったり、雰囲気抜群なのだ。
イタリアの自販機

 カラフルで可愛いデザインのものや夢見心地にさせてくれるもの、「トポデミーノ」にはそんな商品がたくさん並んでいます。現役で使えるものもあれば、観賞用にしてね、というものも。さあ、新しい出会いを求めてカモ〜ンヌ!
 さて、当サイト「トポデミーノ」各ページ(2輪&4輪関係、ビン、その他のもの、その他の広告もの、缶(木箱)、カプチーノカップ、エスプレッソカップ)に新着アンティーク雑貨を少しアップしています。一点ものがほとんどですのでお早めにポチっとしてね!

トリノ散策 31/maggio/2018

 トリノの玄関である「ポルタ・ヌオーヴァ駅」から中心街(チェントロ)へと久しぶりに散策してみた。
 まず、定番の宿泊先アパートのある地区から地下鉄で「ポルタ・ヌオーヴァ駅」まで向かって、そして地上に出て驚いた。「ポルタ・スーザ駅」ほどの変貌はないにしても、90年代ごろのそれと比べると相当綺麗に、そして近代っぽくなっているではありませんか。おしゃれなお店なんかも並んでいたり、嬉しいような、しかしちょっと残念なような複雑な気持ちになる。わかります、わかりますとも。
 先日テレビで、オランダのアムステルダム駅にピアノが置かれていて、誰でも弾くことができるようになっているというのを見た。トリノにもありましたよ(写真・右)。調べてみると、駅構内に誰でも弾けるピアノを設置するというアイデアはロンドンで生まれたそうで、イタリアにおいては「ヴェネツィア・サンタルチア駅」から始まったそうです。トリノの「ポルタ・ヌオーヴァ駅」でも普通のお兄さんが弾いてました。
バッジョの壁面アート

 2006年の冬季オリンピックの頃までは、「ポルタ・ヌオーヴァ駅」前には鬱蒼とした森のような公園があり、治安も悪かったのですが、今はすっきりして爽やかな公園になり明るくなりました。その駅前広場に面した回廊には老舗のカフェやパスティッチェリア、洋品店などが並んでいましたが、多くの店が世代交代して近代的になっています。しかし、今なお営業を続ける老舗もあり、そういった店のショーウィンドウは見る者を楽しませる素晴らしいディスプレイだ。センスのいい商品のチョイスや並べ方、真似しようと思っても日本ではできません。
 一般的に有名なブランドの商品でも、その辺のスーパーマーケットに置いてあるものとは違う、絶対見かけない商品が並んでいる。そして高い。でも、やっぱりええもん置いてるなあ〜。見るだけで楽しくなります。
壁面アートとシャッターアート

 駅から少し北へ進んだカステッロ広場近くで見かけた老舗(写真・左)。乳製品(チーズや牛乳)を中心に乾物からワインやチョコレートまで取り扱うお店だ。店頭の牛乳パックのディスプレイも目を引くが、ウィンドウディスプレイの雑多な並べ方にもなぜか目を引く魅力があって、見ているだけで幸せになれる。
 写真右は、そこから更に少し北側の路地に入ったところにある、マニアックな店が点在するゾーンがあるところのお店の店内。何人かのアーティスト系の雑貨を販売するセレクトショップだ。このゾーンには若いアーティスト系の人たちのお店が増えている。しかし、経営がうまく行かないのか、成功して移転するのかはわからないが、翌年には同じ店がそこにない場合も多い。
ルノー・カングー

 メインの「ローマ通り」から外れて歩いていると、今まで目にしたことのないネオン看板が目に入ってきた。街の雰囲気に合うようなノスタルジックなデザインの看板を出す新しいお店ができたのだと思っていたら、創業100年という立派な老舗(生パスタや惣菜を扱うお店)であった。この近くは何度も過去に来ているはずなのに、下ばかり見て目に入っていなかったのだ。
 写真右は「サンカルロ広場」を囲む回廊にある老舗カフェ「カフェ・トリノ」だ。このマルティニのネオンサインと共に文化遺産として保存して欲しいものだ。暗くて埃っぽいけど、古き良きイタリアがここにはまだ残っているのだ。
イタリアの自販機

 老舗の定義がどうなのかわかりませんが、そう呼ばれるようになるには相当な時間の流れがあって 、大変だということですね〜。「トポデミーノ」は老舗にはまだまだ程遠いですが、老舗並みの年月を経た商品がたくさん並んでいます。その商品を手にとって、時の流れを感じるのもいいんじゃないですか〜、そこのあなた!
 さて、当サイト「トポデミーノ」各ページ(2輪&4輪関係、その他のもの、その他の広告もの、おもちゃ、雑誌・絵本、カプチーノカップ、トレー)に新着アンティーク雑貨を少しですがアップしました。お家の中に老舗の暖かみをディスプレイしてみては!

ダンテの神業 17/aprile/2018

 イタリアでは、日曜日になればどこかで旧車イベントが催されている。トリノにいても、規模の大小はあれど、こういった旧車イベントに遭遇することが多い。そこで、ある日曜日にトリノで出会ったその写真をご覧いただこう。
 下の写真は「SCAT」というトリノの自動車メーカーの車である。自動車の黎明期と言える1910年式4.4リッターの大排気量の車だ。特筆すべきは、ヘッドライトに至ってもメイド・イン・トリノである「キャレロ」が装備されていることだ。この非常に珍しい「SCAT」は1932年には姿を消すことになり、また「キャレロ」はブランドとしては存続するも、1988年に「マニェッティ・マレリ」傘下となっている
。がんばれ、トリノ!
バッジョの壁面アート

 次の写真・左は「シムカ5」である。「シムカ」はフランスの自動車メーカーであるが、この「シムカ5」は1936〜1948年のフィアット500(トポリーノAとB)のライセンス生産である。「トポリーノ」の愛称を持つこの車は、現行の「フィアット500」のご先祖様にあたる車である。その後継車が1949年に登場した「トポリーノC」(写真・右)。どちらのフロントノーズも甲乙つけがたいくらい可愛い。「500C」はその後、ルパン三世が乗ってた「新500」へとバトンタッチする1955年まで製造された。
壁面アートとシャッターアート

 次なる車は、なんとも言えないブルーの美しいボディラインを持つ「フィアット850スポルト・クーペ」1968年式だ。流れるような美しいラインのファストバッククーペで、後部を断ち切ったデザインが当時は未来を予感させたと推察できる。この美しいクーペのデザインを手がけたのは、先に紹介したトポリーノや後の500と同じ「ダンテ・ジアコーザ」なのである。こちらのダンテは神曲は書かない、もはや自身が神なのだ。
ルノー・カングー

 旧車イベントでなくても、トリノの街中では旧車に出会うこともしばしば。次の写真は街で出会った「ランチア・ベータ1600クーペ」1980?年式だ。「ネオ・クラシック」と言われるこの年代の車も、今やかなり高値となってきているようだ。ダンテの手によるものではないが、このクーペも非常に美しいラインのボディを纏っている。
イタリアの自販機

 一時は下がっていた旧車の価格も最近は再び高騰しているようで、買おうと思っているあなたは急いだ方がいいかもよ。トポデミーノで扱う商品も現地ではジリジリ値段が上がっています。そこのあなたもトポデミーノへ急げ〜!
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シェアして行きや〜! 10/febbraio/2018

 今回の買い付け旅(2017年11月末〜)で、まずミラノで目に付いたのがこれ(下の写真)。電気自動車のカーシェアリング「シェレンゴー」だ。芸術の国イタリア、デザインの国イタリアにあって、この外観にこのカラーリングとは、、、とほほ。
 カーシェアリングって言うだけでも、2015年ごろから目立ってきたばかりなのに、もう次の段階である電気自動車のシェアリングやて。思いついたら即実行してるやん?イタリアってそんな国やったっけ?
バッジョの壁面アート

 そしてトリノに行ってまたびっくり。トリノでも流行ってるじゃありませんか。トリノの電気自動車のそれは「ブルートリノ」って名前で、ちょっとだけスタイリッシュ。なんてったって、カロッツェリア「ピニンファリーナ」デザインですから。なんてったって自動車産業の街ですからトリノは。
 その利用料金はいったい、、、大阪の人間じゃなくても知りたいでしょ?
というわけで、ミラノのその料金はだいたい1分で30円ぐらい〜です。夜道の女性は危険だから積極的な利用を促す意味があるのか、AM1〜6時は女性に限り3ユーロ/30分というから、1分約13円ぐらいになる。(「シェレンゴー」はフィレンツェやローマでも展開している)
 ブルートリノの料金はビジターが1分で約36円。月極登録料みたいなのを5ユーロ払えば、1分約26円。25才未満や学生は、月1ユーロの月極登録料を払えば、1分約19円になる。2018年2月現在、月極登録料無料キャンペーンをやっているので、今なら実質誰でも1分26円以下での利用が可能ということだ。これを1時間当たりに計算すると約1,540円。レンタカーと考えると割高な感じがするが、これらの電気自動車シェアリングは、借りたり返したりする駐車ポイントが街の中心から半径5キロ四方程度(トリノの場合)なので、レンタカーの代わりというより、時間のあてにならない路線バスの代わりといった利用法になると思われる。そう考えると、2人以上で利用すれば断然安い。利用料金以外にガソリン代も不要だし、片道ごとに駐車ポイントに返却すれば、駐車料金だってかからない。とにかく街の空気を汚さないというだけで利用価値ありだ。
 なかなか新しいものを受け入れないイタリアで、なぜこれほど急速に広まっているのか?イタリアでは近年、都市の中心部への自動車の乗り入れが制限されていることがその要因の一つとして考えられる。なぜなら、この電気自動車は乗り入れオーケーなのです。さらに、近年増え続けている自動車の駐車スペース問題や、冬場の暖房や排気ガスによる大気汚染問題も後押ししているでしょう。さらにさらに、ガソリン代が高いんじゃ。ディーゼルで約180円/リッター、無縁ガソリンだとそれが約200円もするんじゃ。そりゃ一気にブームになるのも頷けるわ。(この文章の中の金額は1ユーロ=135円で計算しています)

壁面アートとシャッターアート

 さて「こんなもの見つけました」のコーナーです。下の写真・左は、ミラノのブエノスアイレス大通りにある「無印良品」のショップです(ワインレッド色看板のところ)。もう何年も前にイタリア進出しているのは知っていましたが、こんなに大きな日本語の看板とは知りませんでした。
 下の写真・右は、、、何でしょう?アダムとイブでしょうか?これもミラノでのショットです。生身の人間で型をとったと思われる石膏像でしょう。胸や顔の部分は随分欠けています。こんな場所に、、、何で?芸術の国イタリアだからでしょうか。

ルノー・カングー

 そんな、こんなイタリアをあなたの目で確かめてみたくありませんか?でも簡単に旅行なんてできませんよね〜。そんなあなたに代わってトポデミーノでは、そんな、こんなイタリアをたくさん輸入してあなたをお待ちしています。
 トポデミーノで、そんなイタリアをあなたの目で確かめてみませんか?
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モンツァよいとこ 28/novembre/2017

 旅の終点はいつもモンツァだ。なぜかって?定宿があるっていうこともあるけど、ごたごたしたミラノから電車で12〜13分なのに、落ち着いていてゆっくりできるところでしょうか。それに、マルペンサ空港に行くのに都合のいいバスがあるのもその理由のひとつである。
 旅の最後にミラノ中央駅(直行の特急電車も駅横から出るシャトルバスもある)近くに宿泊して、喧噪の中をスーツケース引きずって歩くのも疲れるしね〜。とにかくモンツァから出てるシャトルバスも駅近くにバス停があり、利用客も少なく(時間帯によるかも)、所要時間もほぼ同じで何もかもモンツァは快適なのである。
 下の写真・左はモンツァ駅の外観だ。何とも立派な外観。まるでどこかの有名な劇場のような佇まいではありませんか。それに比べてプラットホームはシンプル(写真・右)。最初にこの駅に着いた時は「MONZA」の文字(当時は全て大文字)に何故だか感動した記憶がある。
バッジョの壁面アート

 「MONZA」には何か特別な魅力をいつも感じている。F1イタリアグランプリが開催される「モンツァサーキット」がある街。その「MONZA」の音のひびきに何かワクワクするものがあるような気がします。モンツァ駅から3キロ程のところにそのサーキットはあるんです。広大な王立公園(パルコ・レアーレ)の中にあって 、それはもう素晴らしいところです(実はまだ1回しか行ってません…)。
 写真・左は早朝のモンツァ駅前交差点(五叉路になっている)。正面に見える古いお屋敷は、なんとデパート!そう「ラ・リナシェンテ」なのだ。街の景観を守ってるんですね〜。写真は早朝なのでほとんど車が走ってませんが、日中はもう車、車、車…なにしろ五叉路ですから。この写真の左に行くとモンツァの中心街があります。グッチやプラダはありませんが、そこそこのブランド店もそろっていて、とにかく街が美しい。
 26年前に訪れた時は、駅前通りも駐車している車が多く、飲食店にカーラジオを持って入ってくる姿がまだ見られました(当時のカーラジオは盗難防止のために脱着式になって手提げハンドルが付いていた。)。今では取り締まりも厳しくなって、駐車車両も激減しています。駅前通りは横断する歩行者も非常に多いため、昨年あたりから押しボタン式?の信号機も設置されています(写真・右)。イタリアもやればできるじゃん。その調子、その調子。
壁面アートとシャッターアート

 「こんなもの見つけました」のコーナーです。マルペンサ空港で見つけた「コーヒー自販機」。エスプレッソだけでなくカプチーノから朝鮮人参コーヒー、ココア、紅茶、ミルクまで。イタリアでも大きなお店の中とかバールのないところではコーヒー自販機をよく見かけますが、空港で見つけたこのタイプは初めて見ました。一部がスケルトンになっていて(写真・中)、コーヒー豆を挽くマシンが見えるようになっているんです。「挽き立て」をアピールした自販機なんですね〜。空港内では何でも値段が高いが、この自販機なら26種類もあるドリンクがどれでも1ユーロで飲めるんです。クレジットカードでも買えるようになっているんですが、「利用できません」の文字が表示されていました。これぞイタリア!
 1ユーロ硬貨を入れるか、5または10ユーロのチャージキーを買わないといけないようです。まずお金を投入、次に砂糖の量を選択(0〜2.5杯まで0.5単位で選べる)、そして26種類あるメニューから番号を入力、って具合です。機会があれば試してみることにしましょう。

ルノー・カングー

 最近はショッピングモールもたくさんできて、日曜日にもオープンしてる店も増え、ますます便利になっていくのは大歓迎なんですけど、何かちょっと違うような…。何かイタリアの良かったものも同時に消えていっているような気がするのは私だけでしょうか?
 トポデミーノには、そんな何か失われたような大事なイタリアがたくさんあります。あなたの目で確かめてみませんか?
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アートですね〜 8/settembre/2017

 あなたはミラノのバッジョ地区をご存知ですか?私は蚤の市や古物屋のない地区には縁が無いので、その隣にあるコルシコ地区には蚤の市で訪れる事はあっても、バッジョの事は知りませんでした。バッジョと言えばロベルト・バッジョ(90年代のイタリアサッカー界の至宝)でしょ、ぐらいの知識レベルでした。
 その地区を最近知るようになったのは、今流行のAirbnb(エアービーアンドビー・民泊検索予約サイト)で予約した宿がその地区にあったからでした。その民泊は電動の門扉が開いて中庭に駐車できる、レンタカー旅行には快適な宿でした。が、それだけにとどまらず、バッジョの街が文化的にも素晴らしいと言う事を教えてくれました。
バッジョの壁面アート

 到着した翌朝、朝食のパンを求めて旧市街をさまよっていると、街の普通の建物の壁面にアートなタイルや陶磁器で作られたモニュメントが装飾されているのです(写真・上)。
 ”よりよく暮らそう、バッジョ”といった感じの団体があって、数多の文化的イベントを催しているようで、そのひとつとして壁面陶磁器アートがあったようです。
 最近、イタリアの街では壁画のような取り組みで町おこしをしているところもよく見かけますが、このバッジョ地区は陶磁器のタイル(写真・下左)や立体的な装飾で、旧市街全体が美術館のよう(ちょっと言いすぎか?)で、近くに行ったら見逃す手はないと思います。
 それに影響されたのか、落書き防止目的なのかはわからないが、オステリアのシャッターまでアートな絵が描かれている(写真・下右)。そんなバッジョ、機会があれば是非行ってみて下さい。
壁面アートとシャッターアート

 とあるスーパーの駐車場で、ボディに芝生の生えた車を発見(写真・下)!ルノー・カングーのようだが、カタログには芝生ボディ仕様は存在しない。ボディに書かれた名前を調べてみると、フランスのナチュラル系の健康的なスムージーやらジュースなどを中心に販売しているメーカーのようで、どうやらそこの営業車みたいなのだ。ナンバープレートにもフランスの「F」の識別表示がある。日本では隣国の営業車が来るなんてことは考えられないが、EU内では日常の事なのだろう。フランスの営業マンも大変ですね〜。機会があればこのメーカー「イノセント」のスムージーをスーパーで入手してみることにしよう。
ルノー・カングー

 下の写真は最近イタリアでも普及してきた自動販売機(ジュースやお菓子)だ。これまで、この写真のようなシャッターが下りている自販機は取り扱い時間外だと思っていた。いや、そこのあなたもそう思ってたでしょ?ところが、この状態のまま手を突っ込んで利用するみたいなんです。自販機自体の破壊や盗難防止策が、このあみだくじ状のしゃったーなんですね〜。商品を買って取り出す時に、うっかり手を滑らせたりしたら、そりゃあもう大変ですよ。触らぬ神に祟りなしか?
イタリアの自販機

 トポデミーノ上本町店は、シャッターが閉まっていたらお休みまたは営業時間外ということです。無理矢理手を突っ込んだりしないでね!
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古城に泊まってひらめいた! 16/luglio/2017

 今回で「お城」と名の付くところに泊まるのは4回目だ。それはモンフェラートの丘陵地、アレッサンドリア-アスティ間の少し北に位置する「フラシネッロ」というお城でした。丘陵地の小さな町の頂きにあるのだが、ナビを使っても場所がわかりにくい。近くまで行っても小さな案内板を見逃せばアウト。周辺の道は細いためほとんどが一方通行だ。したがって案内板を見逃せば、またグル〜っとまわってこないとそこには戻れない。何週か回るうちに、長い壁(写真・左)がある事に気付き、城壁に違いないと判断した。その脇の急坂(写真・中)をおそるおそる登っていくと、門と言うかアーチ上の入口が現れた(写真・右)。
城壁に続く急坂

 あなたが想像しているヨーロッパの古城の感じではありません。4回目の私もまたそれを想像してしまいましたが、やはりイタリアの古城は四角い普通の建物でした(写真・左)。宿泊する部屋はまたしても馬小屋の2階と言うポジションではありますが、4度目にしてやっと古城っぽい雰囲気の部屋にめぐり逢えました(写真・右)。
古城ってこんな感じ?

 寝室の前に前室があり(写真・左)、バス・トイレルームは暗くて陰気だが、四畳半程の広さがある。泊まった部屋は2階に位置しているのですが、2階にはその部屋だけなので階段も専用階段になる。入口前の広〜いバルコニー的なスペース(写真・右)もほぼ独占状態。寝室は広くはないが必要十分なもので、天井も高く、煉瓦むき出しの古い壁が古城に泊まっていると言う気分をアップさせてくれる。テレビはあるが冷蔵庫がないので、いつものようにスーパーで買ってきたブラッドオレンジジュースは、窓の外に工夫して置いておく。
 他に宿泊客は1組いたようだが、ものすごく静かで、窓からの景色も素晴らしく、もう最高〜!なんですが〜、自然がいっぱいと言うのは良い面もあれば悪い面もある。タイミング的にそういう季節だったのか、所謂「カメムシ」という奴が大量発生しているようで、窓は閉め切っていてもどこからか進入してしまっている。20匹ぐらいはやっつけたと思いますが、しまいには諦めて寝るほかありませんでした。
お城のバルコニー

 近くに食事する店もなく、初日の夕食は近くの「何でも屋」みたいなところでバナナを買って、手持ちのリンゴとで済ませました。朝食は別棟に朝食ルームが用意されていて、たっぷり食べて満足できるものでした。日曜と月曜の2泊で、グルーポンサイトを利用して二人で14,000円ぐらいなので、お得だと言えるでしょう。ただ交通の便が悪いので、レンタカー旅行者にしかお勧めできません、 あしからず。
 翌月曜日は万聖節の祝日で、アレッサンドリア県にあるオヴァダの蚤の市(写真・左)に行ってきました。ここの蚤の市は年に数回なので、ちょっとしたお祭りムードで賑わっていました。町の中心地を散策してこんな店を発見(写真・右)。「フェラメンタ」(金物屋)とあるのですが、実際はオシャレな洋服や靴、アクセサリーなどを扱うセレクトショップとカフェが併設された店でした。都市部でも田舎でもこういうスタイルのショップが流行しているようだ。
オヴァダの町

 トポデミーノは広告もの中心のアンティーク雑貨のセレクトショップ。あなたのお好みのものが見つかること間違いなし!
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トリノ周遊観光はどうですか 30/maggio/2017

 クーポンサイト「グルーポン」を使って安く食事ができるなら、やっぱ利用するでしょ。で、今回も利用してみました。その1軒目がトリノ中心地のバールで午後のおやつと飲み物のセット。中心地と言っても写真・左のような比較的静かなエリアのバールで、トリノ名物ビチェリンとタルトケーキを食べ、2人で約840円。こりゃ、お得でしょ。
 宿泊も途中の2泊は懲りもせずに、またお城と表示されたところへ(別の機会に詳しく)。そして、トリノ滞在最終日の昼食を、ポルタスーザ駅ちかくのピアディナ店へ。住所地へ行ってみると…、あれっ!シャッターが…。格子のシャッターの中をのぞいても誰もいないし、電気もついてない、しかも工事中みたいだ。事前にネットで予約を入れたのに(ネットからの予約が必須になっている)、この有り様だ。トリノ最終日だったので諦める以外の選択肢はなかった。
 さらにグルーポンに関して言えば、今回のイタリア滞在最終日の前日(つまり帰国前日)の昼食の事も付け加えておきます。2年ぐらい前にも利用して非常によかった小さなリストランテのクーポンが、また出ていたので今回もゲットして、もちろん事前に予約してお店に向かった。中に入ると(入ると言っても、劇場の1階フロアのオープンスペース)、何か飲み物を飲んでいる客とスタッフが2名程いた。クーポンで予約した旨伝えるが、「今日はお食事はできません」って、えっ!予約してるのに?と食い下がるが「できません。調理スタッフはケータリングで外に出ておりますので」な〜に〜、やっちまったなあ!これでは交渉の余地なし。退散を余儀なくされたのでありました(これについては帰国後、イタリアのグルーポンサイトにメールして返金してもらう事ができました)。でも、楽しみにしていた食事だけに非常に残念な思いでした。
トリノ中心地

 最近は近くまで行く事があってもちゃんと見ることがなかったのですが、トリノのポルタスーザ駅が変貌してますよ〜、のお話。
 2006年冬季オリンピックの少し前から始まった工事が、だらだらといつまでも完成していなかった(途中、中断していた時期があったようだ)が、今年はやっと完成した姿を見る事ができた。これまではなんとなく駅舎は完成していて、工事用の防護壁越しに姿は見えてはいたのですが、ついにその全貌が姿を現しました。美しい!クラシカルな雰囲気を出しつつも近代的な、そして地下駅となっているため、地上の景観は損なわれることなく風景に溶け込んでいる(写真・左、地上に見える部分はガラスのトンネルだけ)。線路部分も地上では広い道路となって、トリノの交通渋滞緩和に少しは役立っていると思われる。
 駅前広場では、トリノが生んだ偉大な広告アーティスト、アルマンド・テスタのデザインの「プント・エ・メス」の彫像モニュメント(写真・右)を見る事ができる。
ポルタスーザ

 もう街全体が博物館であるような、そんなトリノを観光してみたくなってきたんじゃありませんか?
 そんなあなたにピッタリのイタリア版「はとバス」があるんです。「City Sightseeing」ってやつ(写真・左)なんですけど、「はとバス」と少し違うのは、24時間券や48時間券があって、乗り降り自由ってことなんです。乗ったまま40〜80分の見るだけ観光も良し、気になるところで降りて、また次のバスに乗るも良しなんです。トリノだけでなく、ミラノやローマ、ナポリにパレルモなどでも走っているらしいですよ。レンタカーしない旅のあなたにピッタリ。また、特定のハンバーガーショップの食事付きもあれば、近郊のアウトレットモール行きなんかもあるようです。使い方はあなた次第なんですね〜。
 このバスに乗ったわけではないのですが、トリノを周遊しているときに「サブウェイ」(日本でもおなじみのアメリカから来たサンドイッチショップ)の看板(写真・右)を発見!マクドナルドはなんとかイタリアに染まりながら成長しているようですが、サブウェイの生きる道はイタリアにあるのでしょうか?機会があればリポートしてみたいと思います。
観光バス

 トポデミーノはアンティーク広告雑貨の博物館のようなもの。しかも、店頭に並ぶ展示品は、どれも購入する事が可能なのです!博物館全体がミュージアムショップってわけだよ〜ん。それ、買わないって選択肢はないでしょ。
 さて、当サイト「トポデミーノ」各ページ(ビン、2&4輪関係、その他、その他広告もの、看板・表示板、オモチャ、灰皿)に新着アンティーク雑貨を少しアップしています。あなたは見るだけで満足できますか?さあ、アンディア〜モ〜!

興奮はまだまだ止まらない! 10/aprile/2017

 「ムゼオ・アルファロメオ」の興奮が止まらないのでもう少し…
 下の写真は、その名も「空飛ぶ円盤」と名付けられた、昔の宇宙船のようなフォルム。美しい〜、スゴイですね〜。1952年にこの車が製造されているんですから、ほんとアルファロメオってスゴイですね〜。写真・右がそのクーペタイプ。まあ、なんとブサイクなんでしょうか、でも愛くるしい顔してますね〜。いい味出してますね〜。
エニ。エンジョイ

 下の写真・左の水色の車、ロングノーズで素敵ですね〜、エレガントですね〜。これ1938年の「8C 2900B」って言う車なんですね〜。この車の方がさらに古いのに何か洗練された感じがしますが…。上の2台と同じカロッツェリア「トゥーリング」製なんですが、その間に第二次世界大戦があって、戦後復興期があって変わっちゃったんでしょうかねえ。写真・右、その「8C 2900B」もル・マン仕様になると何とも戦闘的なモードに変貌しているではありませんか。近年の「バットマン」に登場する「バットモービル」はこの当たりからインスピレーションを得ているのではないだろうか。
チンクエチェント

 こちら(下の写真・左)は1955年の「ジュリエッタ・スパイダー」プロトタイプ。ウインドスクリーンとダッシュボード形状に違いはあるものの、その後の市販車とほぼ同じ。ラグジュアリー感はないものの、自動車らしい自動車。1968年には写真・右の「33 ストラダーレ」のプロトタイプが誕生している。もうこの車なら現在においても十分通用するほどカッコよく仕上がっている。
チンクエチェント

 まだまだ興奮は収まらないのですが、あなたが現地でご覧になる時の興奮を妨げないためにも、この辺でリポートは終了することにしましょう。
 旅はその後トリノへと向かい、そこでイタリアの「セブンイレブン」を発見!(写真・左)しかし、セブン&アイホールディイグスが関係しているわけでもなく、ましてやコンビニでもない。見てのとおり、名前が「セブンイレブン」ってだけのバールでした。たまにはこういう息抜きの写真もいいかなと…。
 そこのバールにあったわけではありませんが、今のエスプレッソマシーンはこんなに進化してるんですねえ(写真・左)。コーヒーホルダーやハンドルはあるものの、抽出操作はスクリーンタッチパネルなのだ。ウ〜ん、近代的〜!しかし、このモデルは「チンバリ」100周年の2012年モデルであり、発売後既に5年が経過していたのだ。こんなことになっているなんて知らなかった〜。
チンクエチェント

 トポデミーノに並ぶ商品には進化は見られませんが、博物館なみの(雑貨のですけど)貴重なものばかりで興奮は収まりそうにありません。あなたを興奮させること間違いなし!
 さて、当サイト「トポデミーノ」各ページ(2&4輪関係、、グラス、ビン、その他のもの、その他広告もの、看板、エスプレッソカップ、カプチーノカップ)に新着アンティーク雑貨を少しアップしています。お店で直接手にすれば、興奮はズ〜っとあなたのもの!

興奮が止まらない! 16/febbraio/2017

 ミラノ近郊の宿泊ホテルからの移動途中で、見覚えのある地名(アレーゼ)の標識が見えてきた。ひょっとして…、すると目の前に現れたのは、アルファ・ロメオの博物館じゃあ〜りませんか。初めてイタリア旅行した1991年に訪れて以来、四半世紀ぶりに再会する事になった。
 周辺の景色はすっかり変わってしまったが、警備員の常駐するゲートは変わっていない。当時は入口ゲートの右側の敷地に工場棟があり、そこにアルファ・ロメオのロゴ看板を見つけて興奮が高まった事を記憶しているが、その工場棟はもはや存在しない。ゲートの警備員は今では案内係のようだが、当時は厳重な感じで、用件を告げて許可がなければ入れなかった。博物館見学も事前予約しておかなければ入場が許可されなかったのだ。車はゲート手前の駐車場に駐車し、中に入っても博物館内でしか写真撮影は許可されず、建物の外でカメラを構えようものなら「コラ〜っ!写真撮るな〜!」って怒られます(実際怒られました)。自動車メーカーの本社・工場敷地内であるから当然である。
 今は本社がトリノに移転し、事務棟は少し残るものの新車ショールームが併設された博物館といった感じで、誰でも気軽に足を踏み入れる事ができるのだ(写真・左)。当時の博物館は社内の資料室的な役割もあって、当然入場料のようなものはなかったが、今は見せるための博物館となって、つまり入場料が発生するのであった。25年ぶりに来たことだし、中を見ずに帰るわけにも行かず、少々お高めだが12ユーロ(約1,500円)払って、電子ゲート用のQRコードがついたチケットを入手(写真・右)。
エニ。エンジョイ

 いざ展示室へ、しかし…。ゲート前に魅力的な案内が…。階上へ行けばカフェがあるという。ただのカフェなら行くこともないのだが、アルファ・ロメオの紋章が入った「アルファ・ロメオ・カフェ」である。行かずには語れないし、昼時で空腹ということもあって、まずはカフェへ(写真・左)。
 なんとランチはワンプレートで20ユーロ、これのみ。普通に美味しいのだが、紙ナプキンにアルファ・ロメオのロゴがあるわけでもなし、特別なディスプレイがあるわけでもなし、ましてや今の時代ブックマッチがあるわけでもない。このレポートを読んで、それでも興味あるという方は、どうぞ行ってみて下さい。
 さて、いよいよゲートから入場。25年前も結構感動する展示だったが、より洗練された展示になって興奮することは間違いない。年代ごとに市販車からレーシングカーやプロトタイプまで、見ごたえ充分である(写真・右)。
チンクエチェント

 ちょっと言いにくいが、トリノ自動車博物館の方が断然いいと思うのは、トリノ贔屓の筆者のせいだろうか?でも、アルファ・ロメオマニアならココでしょ。
 展示コースの途中にミニシアターがある。次の上映時間まで10分程なので見ていくことにする。紙の3D眼鏡を渡され、2〜3注意点を聴いてシートベルトを締める(シートはレーシングシートでおなじみのスパルコ:写真左)と気分も盛り上がる。内容はほとんど記憶にないが、とにかく映像はCGの3Dでシートが揺れて傾き、水しぶきが飛んでくる、あの評判の良くない4Dだ。そもそも上映内容が車内からの映像でもないのにシートに座ってるし、誰目線の映像化よくわからないのに揺れたり、傾いたり…。とにかくぐるぐる画面が回って、もう大変。10分もなかったと思うが、あと1、2分長ければ、カフェでの食事が飛び出す映像のようになっていたことは間違いない。気分悪う〜。
 トリノ自動車博物館は、貴重な50〜60年代の映像を見せてくれたと記憶している。いや、でもアルファ・ロメオの貴重な展示車両(写真・中・右)には、もう興奮して…、最高!
 行ったのが平日ということもあって、のんびり、ゆったり見ることができました。めでたし、めでたし

チンクエチェント

 トポデミーノに並ぶ商品は、どれをとっても貴重なものばかりで興奮すること間違いなし!あなたをがっかりさせることはありません。
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