サイト情報とイタリアの話 |
Page- 11.10.9.8.7.6.5.4.3.2.1.(2010以前) |
ん〜、幻想的〜! 28/luglio/2018 |
クリスティアーノ・ロナウドの加入が決まったユベントス。そのユベントスの本拠地である新しくなった「デッレアルピ競技場」の近くにカラフルでかわいい建物を見つけた(下の写真)。何かのショップかなと思ったが、近づいて入り口の表示を見てみると、それはかわいい外壁の幼稚園でした。色使い、デザインがなんと素晴らしくかわいいんでしょうか。こんな幼稚園に通って育つ子たちは幸せですねえ。私立ではありません、トリノ市の公立幼稚園です。私が通っていた幼稚園とは天と地ぐらいの差があります。いや、ホントに。 さて、今回の買い付けでは普段あまり行かない町にも行ってみました。 あのリストランテ「ピノッキオ」がある「ボルゴ・マネーロ」という町です。時間の都合でリストランテには行けませんでしたが、蚤の市もいつもと違って新鮮で、とにかく美しい町でした。 その景色を眺めていると途方に暮れて落ち込んでいた気分もす〜っと晴れ、気を取り直して再度トライ。音声案内に耳を傾けなんとかサポートの番号を聞き取り、思い切ってかけてみた。が、サポートの人が喋ってる言葉が早すぎて理解できない。こちらが一方的に「チャージしたけど電話できない」と言うと、なんらかの説明の後に携帯電話の電源を再起動しなさいと言われたのがわかった。やってみたが、やっぱりダメだった。 「街で出会ったこの一台」のコーナーです。 カラフルで可愛いデザインのものや夢見心地にさせてくれるもの、「トポデミーノ」にはそんな商品がたくさん並んでいます。現役で使えるものもあれば、観賞用にしてね、というものも。さあ、新しい出会いを求めてカモ〜ンヌ! |
トリノ散策 31/maggio/2018 |
トリノの玄関である「ポルタ・ヌオーヴァ駅」から中心街(チェントロ)へと久しぶりに散策してみた。 2006年の冬季オリンピックの頃までは、「ポルタ・ヌオーヴァ駅」前には鬱蒼とした森のような公園があり、治安も悪かったのですが、今はすっきりして爽やかな公園になり明るくなりました。その駅前広場に面した回廊には老舗のカフェやパスティッチェリア、洋品店などが並んでいましたが、多くの店が世代交代して近代的になっています。しかし、今なお営業を続ける老舗もあり、そういった店のショーウィンドウは見る者を楽しませる素晴らしいディスプレイだ。センスのいい商品のチョイスや並べ方、真似しようと思っても日本ではできません。 駅から少し北へ進んだカステッロ広場近くで見かけた老舗(写真・左)。乳製品(チーズや牛乳)を中心に乾物からワインやチョコレートまで取り扱うお店だ。店頭の牛乳パックのディスプレイも目を引くが、ウィンドウディスプレイの雑多な並べ方にもなぜか目を引く魅力があって、見ているだけで幸せになれる。 メインの「ローマ通り」から外れて歩いていると、今まで目にしたことのないネオン看板が目に入ってきた。街の雰囲気に合うようなノスタルジックなデザインの看板を出す新しいお店ができたのだと思っていたら、創業100年という立派な老舗(生パスタや惣菜を扱うお店)であった。この近くは何度も過去に来ているはずなのに、下ばかり見て目に入っていなかったのだ。 老舗の定義がどうなのかわかりませんが、そう呼ばれるようになるには相当な時間の流れがあって 、大変だということですね〜。「トポデミーノ」は老舗にはまだまだ程遠いですが、老舗並みの年月を経た商品がたくさん並んでいます。その商品を手にとって、時の流れを感じるのもいいんじゃないですか〜、そこのあなた! |
ダンテの神業 17/aprile/2018 |
イタリアでは、日曜日になればどこかで旧車イベントが催されている。トリノにいても、規模の大小はあれど、こういった旧車イベントに遭遇することが多い。そこで、ある日曜日にトリノで出会ったその写真をご覧いただこう。 次の写真・左は「シムカ5」である。「シムカ」はフランスの自動車メーカーであるが、この「シムカ5」は1936〜1948年のフィアット500(トポリーノAとB)のライセンス生産である。「トポリーノ」の愛称を持つこの車は、現行の「フィアット500」のご先祖様にあたる車である。その後継車が1949年に登場した「トポリーノC」(写真・右)。どちらのフロントノーズも甲乙つけがたいくらい可愛い。「500C」はその後、ルパン三世が乗ってた「新500」へとバトンタッチする1955年まで製造された。 次なる車は、なんとも言えないブルーの美しいボディラインを持つ「フィアット850スポルト・クーペ」1968年式だ。流れるような美しいラインのファストバッククーペで、後部を断ち切ったデザインが当時は未来を予感させたと推察できる。この美しいクーペのデザインを手がけたのは、先に紹介したトポリーノや後の500と同じ「ダンテ・ジアコーザ」なのである。こちらのダンテは神曲は書かない、もはや自身が神なのだ。 旧車イベントでなくても、トリノの街中では旧車に出会うこともしばしば。次の写真は街で出会った「ランチア・ベータ1600クーペ」1980?年式だ。「ネオ・クラシック」と言われるこの年代の車も、今やかなり高値となってきているようだ。ダンテの手によるものではないが、このクーペも非常に美しいラインのボディを纏っている。 一時は下がっていた旧車の価格も最近は再び高騰しているようで、買おうと思っているあなたは急いだ方がいいかもよ。トポデミーノで扱う商品も現地ではジリジリ値段が上がっています。そこのあなたもトポデミーノへ急げ〜! |
シェアして行きや〜! 10/febbraio/2018 |
今回の買い付け旅(2017年11月末〜)で、まずミラノで目に付いたのがこれ(下の写真)。電気自動車のカーシェアリング「シェレンゴー」だ。芸術の国イタリア、デザインの国イタリアにあって、この外観にこのカラーリングとは、、、とほほ。 そしてトリノに行ってまたびっくり。トリノでも流行ってるじゃありませんか。トリノの電気自動車のそれは「ブルートリノ」って名前で、ちょっとだけスタイリッシュ。なんてったって、カロッツェリア「ピニンファリーナ」デザインですから。なんてったって自動車産業の街ですからトリノは。 さて「こんなもの見つけました」のコーナーです。下の写真・左は、ミラノのブエノスアイレス大通りにある「無印良品」のショップです(ワインレッド色看板のところ)。もう何年も前にイタリア進出しているのは知っていましたが、こんなに大きな日本語の看板とは知りませんでした。 そんな、こんなイタリアをあなたの目で確かめてみたくありませんか?でも簡単に旅行なんてできませんよね〜。そんなあなたに代わってトポデミーノでは、そんな、こんなイタリアをたくさん輸入してあなたをお待ちしています。 |
モンツァよいとこ 28/novembre/2017 |
旅の終点はいつもモンツァだ。なぜかって?定宿があるっていうこともあるけど、ごたごたしたミラノから電車で12〜13分なのに、落ち着いていてゆっくりできるところでしょうか。それに、マルペンサ空港に行くのに都合のいいバスがあるのもその理由のひとつである。 「MONZA」には何か特別な魅力をいつも感じている。F1イタリアグランプリが開催される「モンツァサーキット」がある街。その「MONZA」の音のひびきに何かワクワクするものがあるような気がします。モンツァ駅から3キロ程のところにそのサーキットはあるんです。広大な王立公園(パルコ・レアーレ)の中にあって 、それはもう素晴らしいところです(実はまだ1回しか行ってません…)。 「こんなもの見つけました」のコーナーです。マルペンサ空港で見つけた「コーヒー自販機」。エスプレッソだけでなくカプチーノから朝鮮人参コーヒー、ココア、紅茶、ミルクまで。イタリアでも大きなお店の中とかバールのないところではコーヒー自販機をよく見かけますが、空港で見つけたこのタイプは初めて見ました。一部がスケルトンになっていて(写真・中)、コーヒー豆を挽くマシンが見えるようになっているんです。「挽き立て」をアピールした自販機なんですね〜。空港内では何でも値段が高いが、この自販機なら26種類もあるドリンクがどれでも1ユーロで飲めるんです。クレジットカードでも買えるようになっているんですが、「利用できません」の文字が表示されていました。これぞイタリア! 最近はショッピングモールもたくさんできて、日曜日にもオープンしてる店も増え、ますます便利になっていくのは大歓迎なんですけど、何かちょっと違うような…。何かイタリアの良かったものも同時に消えていっているような気がするのは私だけでしょうか? |
アートですね〜 8/settembre/2017 |
あなたはミラノのバッジョ地区をご存知ですか?私は蚤の市や古物屋のない地区には縁が無いので、その隣にあるコルシコ地区には蚤の市で訪れる事はあっても、バッジョの事は知りませんでした。バッジョと言えばロベルト・バッジョ(90年代のイタリアサッカー界の至宝)でしょ、ぐらいの知識レベルでした。 到着した翌朝、朝食のパンを求めて旧市街をさまよっていると、街の普通の建物の壁面にアートなタイルや陶磁器で作られたモニュメントが装飾されているのです(写真・上)。 とあるスーパーの駐車場で、ボディに芝生の生えた車を発見(写真・下)!ルノー・カングーのようだが、カタログには芝生ボディ仕様は存在しない。ボディに書かれた名前を調べてみると、フランスのナチュラル系の健康的なスムージーやらジュースなどを中心に販売しているメーカーのようで、どうやらそこの営業車みたいなのだ。ナンバープレートにもフランスの「F」の識別表示がある。日本では隣国の営業車が来るなんてことは考えられないが、EU内では日常の事なのだろう。フランスの営業マンも大変ですね〜。機会があればこのメーカー「イノセント」のスムージーをスーパーで入手してみることにしよう。 下の写真は最近イタリアでも普及してきた自動販売機(ジュースやお菓子)だ。これまで、この写真のようなシャッターが下りている自販機は取り扱い時間外だと思っていた。いや、そこのあなたもそう思ってたでしょ?ところが、この状態のまま手を突っ込んで利用するみたいなんです。自販機自体の破壊や盗難防止策が、このあみだくじ状のしゃったーなんですね〜。商品を買って取り出す時に、うっかり手を滑らせたりしたら、そりゃあもう大変ですよ。触らぬ神に祟りなしか? トポデミーノ上本町店は、シャッターが閉まっていたらお休みまたは営業時間外ということです。無理矢理手を突っ込んだりしないでね! |
古城に泊まってひらめいた! 16/luglio/2017 |
今回で「お城」と名の付くところに泊まるのは4回目だ。それはモンフェラートの丘陵地、アレッサンドリア-アスティ間の少し北に位置する「フラシネッロ」というお城でした。丘陵地の小さな町の頂きにあるのだが、ナビを使っても場所がわかりにくい。近くまで行っても小さな案内板を見逃せばアウト。周辺の道は細いためほとんどが一方通行だ。したがって案内板を見逃せば、またグル〜っとまわってこないとそこには戻れない。何週か回るうちに、長い壁(写真・左)がある事に気付き、城壁に違いないと判断した。その脇の急坂(写真・中)をおそるおそる登っていくと、門と言うかアーチ上の入口が現れた(写真・右)。 あなたが想像しているヨーロッパの古城の感じではありません。4回目の私もまたそれを想像してしまいましたが、やはりイタリアの古城は四角い普通の建物でした(写真・左)。宿泊する部屋はまたしても馬小屋の2階と言うポジションではありますが、4度目にしてやっと古城っぽい雰囲気の部屋にめぐり逢えました(写真・右)。 寝室の前に前室があり(写真・左)、バス・トイレルームは暗くて陰気だが、四畳半程の広さがある。泊まった部屋は2階に位置しているのですが、2階にはその部屋だけなので階段も専用階段になる。入口前の広〜いバルコニー的なスペース(写真・右)もほぼ独占状態。寝室は広くはないが必要十分なもので、天井も高く、煉瓦むき出しの古い壁が古城に泊まっていると言う気分をアップさせてくれる。テレビはあるが冷蔵庫がないので、いつものようにスーパーで買ってきたブラッドオレンジジュースは、窓の外に工夫して置いておく。 近くに食事する店もなく、初日の夕食は近くの「何でも屋」みたいなところでバナナを買って、手持ちのリンゴとで済ませました。朝食は別棟に朝食ルームが用意されていて、たっぷり食べて満足できるものでした。日曜と月曜の2泊で、グルーポンサイトを利用して二人で14,000円ぐらいなので、お得だと言えるでしょう。ただ交通の便が悪いので、レンタカー旅行者にしかお勧めできません、
あしからず。 トポデミーノは広告もの中心のアンティーク雑貨のセレクトショップ。あなたのお好みのものが見つかること間違いなし! |
トリノ周遊観光はどうですか 30/maggio/2017 |
クーポンサイト「グルーポン」を使って安く食事ができるなら、やっぱ利用するでしょ。で、今回も利用してみました。その1軒目がトリノ中心地のバールで午後のおやつと飲み物のセット。中心地と言っても写真・左のような比較的静かなエリアのバールで、トリノ名物ビチェリンとタルトケーキを食べ、2人で約840円。こりゃ、お得でしょ。 最近は近くまで行く事があってもちゃんと見ることがなかったのですが、トリノのポルタスーザ駅が変貌してますよ〜、のお話。 もう街全体が博物館であるような、そんなトリノを観光してみたくなってきたんじゃありませんか? トポデミーノはアンティーク広告雑貨の博物館のようなもの。しかも、店頭に並ぶ展示品は、どれも購入する事が可能なのです!博物館全体がミュージアムショップってわけだよ〜ん。それ、買わないって選択肢はないでしょ。 |
興奮はまだまだ止まらない! 10/aprile/2017 |
「ムゼオ・アルファロメオ」の興奮が止まらないのでもう少し…。 下の写真・左の水色の車、ロングノーズで素敵ですね〜、エレガントですね〜。これ1938年の「8C 2900B」って言う車なんですね〜。この車の方がさらに古いのに何か洗練された感じがしますが…。上の2台と同じカロッツェリア「トゥーリング」製なんですが、その間に第二次世界大戦があって、戦後復興期があって変わっちゃったんでしょうかねえ。写真・右、その「8C 2900B」もル・マン仕様になると何とも戦闘的なモードに変貌しているではありませんか。近年の「バットマン」に登場する「バットモービル」はこの当たりからインスピレーションを得ているのではないだろうか。 こちら(下の写真・左)は1955年の「ジュリエッタ・スパイダー」プロトタイプ。ウインドスクリーンとダッシュボード形状に違いはあるものの、その後の市販車とほぼ同じ。ラグジュアリー感はないものの、自動車らしい自動車。1968年には写真・右の「33 ストラダーレ」のプロトタイプが誕生している。もうこの車なら現在においても十分通用するほどカッコよく仕上がっている。 まだまだ興奮は収まらないのですが、あなたが現地でご覧になる時の興奮を妨げないためにも、この辺でリポートは終了することにしましょう。 トポデミーノに並ぶ商品には進化は見られませんが、博物館なみの(雑貨のですけど)貴重なものばかりで興奮は収まりそうにありません。あなたを興奮させること間違いなし! |
興奮が止まらない! 16/febbraio/2017 |
ミラノ近郊の宿泊ホテルからの移動途中で、見覚えのある地名(アレーゼ)の標識が見えてきた。ひょっとして…、すると目の前に現れたのは、アルファ・ロメオの博物館じゃあ〜りませんか。初めてイタリア旅行した1991年に訪れて以来、四半世紀ぶりに再会する事になった。 いざ展示室へ、しかし…。ゲート前に魅力的な案内が…。階上へ行けばカフェがあるという。ただのカフェなら行くこともないのだが、アルファ・ロメオの紋章が入った「アルファ・ロメオ・カフェ」である。行かずには語れないし、昼時で空腹ということもあって、まずはカフェへ(写真・左)。 ちょっと言いにくいが、トリノ自動車博物館の方が断然いいと思うのは、トリノ贔屓の筆者のせいだろうか?でも、アルファ・ロメオマニアならココでしょ。 トポデミーノに並ぶ商品は、どれをとっても貴重なものばかりで興奮すること間違いなし!あなたをがっかりさせることはありません。 |